. 不良からバレー部のマネージャーになりました。３

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そんなこんなで部活が始まって。


森然高校では坂道ダッシュがペナルティだそうで。


ペナルティの度に私たちマネージャーも上にあがり選手達を待つ。


｢暑いですね〜｣


清水｢ほんとにね

あ、仁花ちゃんそこ日当たるところだから影に入ってなよ｣


谷地｢あ！はい！｣


澤村さんの合図で走りあがってくる皆。


｢今回は何回しますかね〜｣


清水｢初めのうちはずっとかもね

でもみんなの調子が良くなってきたらいいかも｣


新しいことを始めた皆。


まだまとまっておらず、ボロボロ。


｢お疲れ様です｣


息をあげている西谷さんと田中さんにドリンクを渡す。


田中｢これやっべー！！！｣


西谷「膝に来る！」


｢縁下さんもお疲れ様です｣


縁下｢あ、ありがと.......｣


｢熱中症にならないようにちゃんと飲んでくださいね〜｣


清水｢Aちゃん、それは私達もだからね｣


｢はーい｣


みんなからボトルを受け取り、カゴに入れる。


ある程度片付けてから坂を降りていくと、入口近くに二人の女の子がいて。


白福さんと話しをして中に入っていった。


私達も入口のところに行き、先程の二人を見る。


清水｢さっきの二人って？｣


白福｢あ、森然の女バレだって。

近くで合宿してて忘れ物取りに来たから取らせて欲しいって｣


｢へぇ｣


荷物を置き、他の学校の試合を見ていると、物を取り終えた女の子たちがこちらに来て。


女｢は？｣


驚きと、怒りが混ざったようなそんな声。


女｢なんであんたが居んの？｣


誰に向けて、と思ってそちらを見ると、私に視線を送っていて。


｢山田さん........｣



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