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徹ちゃんとカフェに入り、かき氷を注文した。


窓側の席で少し日差しが暑い。


及川「ずっと聞こうと思ってたんだけどさ」


「なに?」


及川「本当にいいの?」


「なにが」


及川「アルゼンチンに行くこと」


あぁ、その事。


「半端な気持ちで言うわけが無いよ」


及川「でも東京の友達とかとも会えなくなるんだよ?」


「同じ地球上に居るんだからいつかは会えるよ

それに私が徹ちゃんを支えたいと思ったから行くの。」


ずっと帰ってこないって訳でもないだろうし、


なんなら一人ででも帰るし。


「徹ちゃんは何も心配しなくていい

ただバレーに打ち込んで」


及川「俺の彼女がかっこよすぎて死にそう」


「は?」


店員「お待たせいたしました

抹茶あんこ乗せかき氷といちご練乳かき氷です」


「ありがとうございま〜す」


美味しそう〜!と思いながらスプーンを持つ。


及川「そんなに抹茶とかあんこ好きだった?」


「どら焼きよく東京で食べてたからさ

その影響かも。」


少し氷を崩して食べていく。


「ん!美味しい!」


夏はやっぱり冷たいものだなぁ〜と思いながら食べ進める。


「一口いる?」


及川「貰う〜」


あ〜と口を開けてきたため、持っていたスプーンであんこが乗っている所を取り、口に入れる。


及川「ん、美味いね」


「だよね」


及川「はい」


徹は自分が食べていたかき氷を一口サイズに取り差し出してくる。


「ん、そっちのも美味しい!」


及川「A甘いもの好きだもんね」


「うん、なんか蘇るって思う」


笑いながらそんな話をしていると、コンコンと窓がノックされて。


及川「げ」


試合で見た青城の3年生。


ピンク髪さんはニヤニヤと笑っていて。


少ししてから中に入ってきた3人。


岩泉「よ、A」


「やっほー、はじめちゃん」


花巻「見たぞ〜?及川、あーんって」


及川「別に普通じゃない?

あ、ごっめーん!マッキーは彼女いないからできないんだったね」


「はじめちゃん食べる?」


岩泉「一口貰う」


徹ちゃんにもしたように一口はじめちゃんにあげると、ピンク髪さんに絡んでいた徹ちゃんはワナワナと立ち上がって指さした。


及川「Aそれ浮気!!!」


「徹ちゃんうるさい

別にはじめちゃんだし」


及川「岩ちゃんだからダメなの!」


松川「岩泉がダメなら俺らはいいんだって
俺にも一口ちょーだい」


及川「ダメー!」


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あう - 利用された飛雄ちゃん笑まさかの真一郎くんの登場うれしいわぁ!ありがとうございます! (3月6日 17時) (レス) @page48 id: 572a68fa30 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - すごく、面白いです、!!!更新頑張ってください!!! (3月2日 6時) (レス) @page38 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
あう - ヨッシャ!!ありがとうございます! (2月19日 15時) (レス) @page22 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - あうさん» ちょくちょくこれからも入れていく予定です〜! (2月18日 13時) (レス) @page19 id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
あう - 不良かわいいな!おい!ちゃんと夢主は不良だったってわかる話定期的に入れてくれると嬉しいです! (2月18日 10時) (レス) @page19 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2024年2月12日 14時

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