134 ページ34
.
天童「あれれ?なーんで烏野のマネージャーが居んの?」
五色「インハイで美人って騒がれてた、」
山形「まじで美人じゃん」
コーチの一言で集まってきた選手たち。
鷲匠「挨拶」
「嫌です」
鷲匠「お前の母親呼び出すぞ」
「ちっ......」
私は深くため息を着く。
「“烏野高校”
男子バレーボール部マネージャー
灰谷Aです」
烏野高校と強調して言い、私はこれで満足かと言うように監督を見る。
天童「で、なんでここに?」
牛島「俺が呼んでもらった」
え?!と驚く選手達。
そりゃそうだろな。
他の人からしたらただのマネージャーでしかない。
鷲匠「俺も去年のお前の試合を見た
両親譲りのそのレシーブ力があるのに何故マネージャーなんぞしている」
「母から何も聞いていないんですか」
鷲匠「聞くなら本人から聞けと言われた」
母も母でこの人に辺り強いよな。
怖いって言いながら。
練習に混ぜられても困るだけだ。
「もう私はバレーは出来ません」
鷲匠「ボールを上げた先に誰もいなかったからか?」
その言葉に白鳥沢の選手は影山を思い浮かべただろう。
「私はそんなことでバレー辞めませんよ
腕がもう限界なんです
ドクターストップがかかってるんでもう試合には出れないから。」
私は右手で左腕を摩る。
鷲匠「プロという道を閉ざされて居るというのに呑気だな」
「もうその事は吹っ切れてます。
そもそもプロになるかどうかなんてわからなかった。
牛島さんにも言いましたが、私は雲雀田監督にユースのお断りをもう入れています。
親もそれでいいと。」
鷲匠「お前の両親は甘すぎるからこうなるんだ
だから白鳥沢に入れと言っていたのに」
「白鳥沢に入ってもバレーはもう出来ません
それに両親は私のしたいことをさせてくれた。」
鷲匠「その結果があの最後の試合か」
東京都では有名な話だがこんなところで知られてるわけが無いのに。
鷲匠「お前が繋げたボールをセッターが諦めるほど。」
選手達は聞き覚えのある話で私をジッと見てくる。
ほんと、母から聞いていたけどこの人は苦手だ。
.
1375人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あう - 利用された飛雄ちゃん笑まさかの真一郎くんの登場うれしいわぁ!ありがとうございます! (3月6日 17時) (レス) @page48 id: 572a68fa30 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - すごく、面白いです、!!!更新頑張ってください!!! (3月2日 6時) (レス) @page38 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
あう - ヨッシャ!!ありがとうございます! (2月19日 15時) (レス) @page22 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - あうさん» ちょくちょくこれからも入れていく予定です〜! (2月18日 13時) (レス) @page19 id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
あう - 不良かわいいな!おい!ちゃんと夢主は不良だったってわかる話定期的に入れてくれると嬉しいです! (2月18日 10時) (レス) @page19 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美海 | 作成日時:2024年2月12日 14時