. 不良からバレー部のマネージャーになりました。３

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｢なんかどっと疲れたんだけど......｣


練習が終わり、帰宅となった。


及川｢おつかれ

早く帰ってアイス食お｣


｢だね〜

猛くん楽しかった？｣


猛｢楽しかった！｣


猛くんと手を繋ぎ外に出て。


猛｢徹！サーブ教えてよ｣


及川｢ちょ、何度も言うけど呼び捨てやめようか｣


影山｢お、及川さん？！とA？｣


｢影山？

って、その顔どうしたの

昨日そんな怪我してなかったでしょ｣


影山｢.......喧嘩した｣


｢誰と｣


影山｢日向｣


｢あ〜......なんとなく理由は想像つくわ｣


多分、昨日のあのこと。


影山｢お、及川さんとAは何してんすか｣


及川｢甥っ子の付き添い｣


｢の付き添い｣


猛｢オス！｣


影山｢部活は、｣


及川｢ウチは基本月曜はオフなの｣


影山｢しゅ、週一で休みが？！もったいない.....！｣


及川｢休息とサボりは違うんだよ
じゃ。｣


影山を抜かして歩いていく徹ちゃん。


え、と思いながらも猛くんが行ってしまうためついて行くしかない。


影山｢及川さんあの、｣


及川｢嫌だね！バーカバーカ！｣


｢まだ何も言ってないよ｣


私は聞いてあげたらいいのに、と思いながらも口は出さない。


確かに烏野のマネージャーで、助けにはなりたいがこの二人となれば立場がめんどくさい。


なんて思っていると影山が徹ちゃんに頭を下げて。


影山｢お願いします

話を聞いてください｣


及川｢なーんで、わざわざ敵の話し聞いてやんなきゃいけないのさ｣


手厳しいなぁ。


｢ちょっとぐらい良いじゃん｣


及川｢やだねー｣


影山｢お.....


お願いしあああああす！！｣


及川｢わあああ？！｣


先行く徹ちゃんの前に滑り込みで行く影山。


私はそんな姿に笑ってしまう。


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