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コーチからの説明後、軽いアップが始まって。


「たまに着いてきてるの?」


及川「たまにね

最初の頃はあのコーチに青葉城西じゃないか!って絡まれてた」


「ジャージで行ったらそうなるよね〜」


笑いながら言っていると、徹ちゃんは猛くんの写真を数枚撮っていて。


「お姉さんに頼まれたやつ?」


及川「そ〜
1回撮らなかったら怒られた」


「まぁホントならお姉さんが来たいと思うしね」


私は子供達を見て、懐かしいなぁと思う。


最初は私もできなくて、


それが悔しくて練習して。


「なんかさ、猛くんはじめちゃんの面影ない?」


及川「岩ちゃん家の血は入ってないよ」


「いやわかってるよ

なんて言うか、漢気?って感じ?」


及川「猛、岩ちゃんに懐いてるからね」


「懐きそ〜」


レシーブ練になった時、猛くんはさっきのことを覚えていたのか、ボールを持ってこちらに来た。


猛「Aちゃん!レシーブ教えて!」


「え、これ入っていいやつ?」


そう徹に聞くと頷いて。


入っていいんだ、と思いながら猛くんに手を引っ張られてコート近くに行く。


学校でジャージに着替えてて良かった。


なんて思いながら猛くんにレシーブのコツを教えていく。


昔、お父さんに教わったように。


体幹とか、Aパスとかはもっと上手くなってから。


猛くんに教えていると何やら見られていることに気がついて。


周りを見ると小学生たちが見ていて。


それはコーチも。


小学生「すっげー!!!わかりやすい!!」


小学生「お姉さん高校生?!
リベロ?!」


「ちょ、」


コーチ「確かに今のは分かりやすかったな......

君、名前は?」


「は、灰谷Aです......」


コーチ「灰谷.......

あの日本代表の灰谷選手と知り合いか?」


「親、ですけど」


コーチ「!そうか

少しでいい、数人のレシーブ見てあげてくれないか」


「え、」


なんかお父さんの気持ち、わかったかも.......


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あう - 利用された飛雄ちゃん笑まさかの真一郎くんの登場うれしいわぁ!ありがとうございます! (3月6日 17時) (レス) @page48 id: 572a68fa30 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - すごく、面白いです、!!!更新頑張ってください!!! (3月2日 6時) (レス) @page38 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
あう - ヨッシャ!!ありがとうございます! (2月19日 15時) (レス) @page22 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - あうさん» ちょくちょくこれからも入れていく予定です〜! (2月18日 13時) (レス) @page19 id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
あう - 不良かわいいな!おい!ちゃんと夢主は不良だったってわかる話定期的に入れてくれると嬉しいです! (2月18日 10時) (レス) @page19 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2024年2月12日 14時

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