. 不良からバレー部のマネージャーになりました。３

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勉強を教えてください！！！


そう昼休みに来た日向と影山


｢え、やだよ｣


日向｢頼む！

さっき月島にも断られたんだよー！｣


｢私進学クラスにいるけど勉強得意ってわけじゃないし｣


友達｢よく言うよ〜

クラスでも成績いい方なのに｣


｢成績いいのと得意なのは別｣


お弁当の最後の一口を食べ終わる。


｢見返りは？｣


日向｢お菓子！｣


｢どら焼き

期末終わるまで｣


日向｢おう！｣


｢で？影山は日向に頼りっきり？｣


影山｢勉強教えてください........｣


私ははぁ.....とため息をつく。


｢手伝ってくれる？｣


友達二人に聞くと小さく横に首を振られる。


｢むり、強制｣


友達｢休み時間にまで勉強したくないって〜！！｣


友達｢てかAに頼みに来たんだから私達関係ないじゃん〜！｣


｢最初は月島に頼みに来たんでしょうが！

私が巻き添え食らってんだから二人も巻き添えだ！｣


やだ〜！！と駄々こねるが日向と影山はやる気満々。


空いてる机と椅子を持ってきてて。


｢で？なんの教科｣


日向｢数A！｣


影山｢英語｣


｢そこは揃えろよ！｣


友達｢あ、私英語得意だよ〜｣


なんやかんや言って協力的な二人。


教える側が3人いたら大丈夫だろう。


.........


と思っていた10分前の自分をぶん殴りたい。


｢だからぁ......｣


ここまでだとは思わなかった。


まじで。


場地とかはもう論外だけど


まだマイキーとかに教えてる方が断然いい。


私が根をあげそうな時、影がかかって。


月島｢お手上げって感じ？｣


｢あんたが断ったせいでね｣


月島｢部活前後としか言われてないからね。｣


こいつからかいに来ただけだ......！


山口｢俺もそこ苦手だな〜｣


友達｢この公式を使って、｣


日向｢公式はわかったけどどうやって？｣


友達｢それさっき説明したじゃん！｣


やばい、まじやばい


これ毎日こられたら期末まで私たちが持たないぞ。



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