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118 バレンタイン編 ページ18

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母「二人とも来てくれて嬉しいわぁ」


二人を呼んだことで嬉しそうにお茶の準備をする母。


こっちにいた頃は毎年こうしてケーキを作っていたから。


いや向こうにいた時も蘭と竜胆に作っていたけど。


岩泉「おばさんのケーキ美味いんで嬉しいっす」


及川「ほんとお店出せるよね〜」


カットされたケーキを二人は食べていて。


「美味しい?」


及川「うん、美味しいよ?」


「そっか、良かった」


私は母と二人でふふふ、と笑う。


徹ちゃんもはじめちゃんも首を傾げて。


「それお母さんが作ったやつじゃないよ」


及川「え?!味一緒だけど?!」


岩泉「久々に食ったけど懐かしさがあるんだが......」


「そりゃあ材料も分量も一緒だもん」


母「今年はねAが全部作ったのよ」


及川「うそ?!

まじで?!」


「どーせ料理ができない小学生の時の記憶で止まってるんでしょ」


レシピみたら作れるくらいには成長はしている。


岩泉「いやそれはそうだけど......

おばさんが作るのと変わんねぇから分からなかったな」


美味しい美味しいと食べてくれる二人。


作ったかいがあったなぁーとか思いながら、見ていると徹ちゃんがジッとこちらを見ていて。


「な、なに」


及川「彼氏と幼馴染みのバレンタインが一緒とかはないよね?」


岩泉「お前、めんどくせぇな」


及川「だってそうじゃん!
やっと付き合えたんだよ?!なのに岩ちゃんと貰ってるものが一緒なんて!」


「そう言うと思ってたよ」


て言うかちゃんと別で作ってるし


私は席から立ち上がり、冷蔵庫に取りに行く。


「どうせ徹ちゃんは学校でいっぱい貰ってると思うし、」


及川「うっ、」


「甘いものより、」


及川「ん?」


「おかずがいいと思って」


冷蔵庫から取り出したタッパー


「肉じゃがにしちゃった」


及川「いやしょっぱいものも食べたいけどそこはチョコレートじゃない?!」


「学校で沢山貰ってるでしょ?
律儀に全部食べて感想言ってそうだし」


確認するようにはじめちゃんを見ると頷いていて。


「私の得意料理なんだよ?」


及川「それは食べるけどさぁ〜」


「来年からはちゃんとチョコレートあげるって」


笑いながらと徹ちゃんにタッパーを渡す。


及川「って肉じゃがじゃないじゃん!」


「冗談に決まってるじゃん」


面白さ半分にタッパーに包装したバレンタインのお菓子を入れていて。


「ハッピーバレンタイン

なっちゃって」


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あう - 利用された飛雄ちゃん笑まさかの真一郎くんの登場うれしいわぁ!ありがとうございます! (3月6日 17時) (レス) @page48 id: 572a68fa30 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - すごく、面白いです、!!!更新頑張ってください!!! (3月2日 6時) (レス) @page38 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
あう - ヨッシャ!!ありがとうございます! (2月19日 15時) (レス) @page22 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - あうさん» ちょくちょくこれからも入れていく予定です〜! (2月18日 13時) (レス) @page19 id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
あう - 不良かわいいな!おい!ちゃんと夢主は不良だったってわかる話定期的に入れてくれると嬉しいです! (2月18日 10時) (レス) @page19 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2024年2月12日 14時

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