. 不良からバレー部のマネージャーになりました。３

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雲雀田さんの提案が驚きで、動揺を隠せなかったのがついこの間のこと。


｢はぁ.......｣


清水｢最近ため息多いけど、大丈夫？｣
　

｢すみません、大丈夫です｣


一旦あのことは忘れよう。


梟谷学園グループとの合宿も決まり、武田先生が注意事項などを読み上げている。


武田｢来月になると........期末テストがあるの、分かるよね｣


その言葉でピシリと固まるバカ四人。


武田｢分かるよね｣


｢補習とかですか？｣


清水さんに小さな声で聞くと頷いて。


騒ぎ出す四人。


｢赤点はないねぇ.......｣


田中｢Aも馬鹿そうなのに余裕だな？！｣


｢ちょっとこれでも一応進学クラスなんですから！｣


西谷｢不良だったのにか？！｣


｢不良と勉強は関係ありません〜｣


不良が勉強出来ないなんていつの時代だ.......


いや、東卍にバカ数人いたな


山口｢A、俺にもまた教えてくれる？｣


｢お易い御用〜｣


たまに山口には私の得意科目を教えている。


反対に教えてもらうこともあるけど。


東峰｢でも意外だったなぁ

勉強苦手そうに見えるのに｣


｢課題提出とかは苦手ですね

授業中もたまに寝てますし

でもお母さん白鳥沢出身なんで頭の作りは同じっぽいです｣


スポーツ推薦で行ったらしいがそれでも勉強もトップレベルだった母。


｢ま、安心しなよ日向｣


私は日向の肩に手を置いてにっこりと笑う。


｢中学ダブってないだけマシだって｣


菅原｢ダブってない？｣


｢東京卍會の壱番隊隊長が中学留年してるんです

同い年なのに今はまだ中学三年ですよ

笑いますよね〜｣


菅原｢なぁ大地、中学に留年なんてあったっけ｣


澤村｢いや俺も知らねぇ......｣


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