Aぇ!の紅一点は… (ページ23)

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小島

昨日マネさんから
スケジュール送られて
明日オフやん！何しよ!とか色々考えてたら
ニヤニヤしながら近づいてきたアイツ…

『私の可愛い可愛い健くん
明日1人仕事なので一緒に東京泊まりついて来て♡』

「絶対そんな事やと思いました。察してました
何が“私の可愛い可愛い健くん”やねん」

基本こいつがスケジュール渡されて
ニヤニヤして近づいてくる時はついて来いのお願い

『ええやん!あんたが明日何もないオフで
明後日東京て事知ってんねん!黙ってついて来い』

「おまっ!人に頼む態度ちゃうやろ!
真剣に可愛くお願いしろ!」

『もーだるいって!
何なん！毎回その可愛くお願いしろ!て』

「可愛くお願いすれば
ついて行ってやらん事もない」

毎回東京で1人仕事がある時は
1人で知らん土地で寝るのはなんかあった時
逃げられへんから怖い。言うて
誘われてつづけてた俺

最初の方は特に1人仕事も無かったし
勉強も兼ねてAの現場に着いて行かせてもらって
ラッキー！くらいにしか思ってなかってんけど
2人で過ごす時間も長くなって
仲も良くなって。気付いたら俺はこいつに対する
気持ちも変わってて
そっから1人仕事させて貰える機会が増えて
一緒に現場に行く事も無くなって
あいつは泊まりで仕事があったら
女性マネさんと行くようになって
なんとか悟られへんように接して来たけど

今回俺、こいつと泊まりでやったら
なんかしてまいそうやな。行ったあかんよな。て
でも、この鈍感女を意識させるには
いい手段ではあるんかな。
てこのままでおりたい。と進展させたい気持ちと
どっちがええんかな。とか考えながら

俺の無茶振りに答えて
可愛くお願いしてくるAを動画に収めた