私たち結婚しました〜アノ芸能人が新郎新婦になったら〜

篤人side09 ページ9

皿を洗い終わってソファーでパソコンをいじってたらAがお風呂から出きた


が…


なにその恰好…


お風呂から出てきたAはスタッフが用意したらしい部屋着を着てて

まだドライヤーをかけていない濡れた髪にドキっとして

俺は風呂場に急いだ



風呂からでたらさっきの格好で髪を乾かし終ったAがソファーでウトウトしてた


「眠くなってきちゃった」


目をトロンとさせて言うAが可愛くて


気付いたら眠そうなAの頭を撫でてた


「さっき寝室行かなかったね」


部屋の探索をしたときに寝室に行かなかったことに気付く


篤「そういえば」


「明日は？練習？」


篤「俺普段はドイツのシャルケにいるんだ」


「ドイツで練習してるの？！」


篤「そ、だから今はオフ」


「そうだったんだね」


篤「Aは？」


「私は次の新曲の打合せ」


篤「新曲出るんだ」


「そ、まだ内緒ね」


篤「内緒なのに俺に言っちゃっていいの？」


「旦那様に内緒はなしでしょ？」


自分で言って自分で照れてるA


きっと俺の顔も真っ赤でにやけてるんだろう


それを隠すように俺は寝室のドアを開けた






が…


2つあると思ってたベットは1つしかなくて


落ち着いた寝室にはクイーンベットが置いてあった


「あつと」


Aはよっぽど眠かったのか既にベットに横になってた


ベットの端に横になったAが俺のことを呼んでる


俺だってね


さっきから結構我慢してるけどさ…


そろそろ我慢の限界ですよ


企画じゃなかったらどうなってるかわかんないよAちゃん


いや、企画じゃなくても付き合ってもない子に手は出さないけどさ…


「あつと…はやく」


そんな俺の気持ちなんて知らずにAは布団を上げて俺を待ってる


篤「おやすみ」


「おやすみ」


同じ布団に入って、一緒に寝る



ずっとテレビやパソコンで見てた大好きなAが俺の横でぐっすり寝てる

夫婦といっても疑似夫婦だし、俺とAちゃんはなるべく端によって眠った

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