私たち結婚しました〜アノ芸能人が新郎新婦になったら〜

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「ドア開けないなら飯抜きだから」


急にドアの向こうが静かになっちゃったから永嗣君本当に寝ちゃったんじゃないの〜？と思っていた矢先聞こえてきた言葉


それは困る！！
朝ご飯抜きなんて…



ガチャ


「飯に吊られたな 笑」


『べ…別に腕が疲れただけだし』


そ、ほら準備ぐらいは手伝って


って笑いながらキッチンに向かう永嗣君の後を追う






『やっぱり永嗣君のご飯はおいしいね』


「そう言って株上げてこれから俺に飯を作らせる気だろ」


『え…』


「何そのてっきりそのつもりでしたって顔 笑」


『私が作るの…？』


「できないんでしょ？笑」


馬鹿にしたように笑う永嗣君にイライラするけど本当の事だから仕方が無い


「一緒に作ろうよ」



いま



今



ドキドキしたんだけど…



動悸が…







これって








これってよく言う







不整脈ってやつですか？！




「今日仕事何時に終わるの？」



『今日は１８時頃に終わる予定だよ』



「じゃあ迎えにいくよ」


『え、盛り上がっちゃうと結構遅くなっちゃうし、いいよ』


「俺が心配だから、いいでしょ？」



ねえ


ほら


また動悸が…



私病気なのかな



病院嫌いなんだよね


とりあえずパソコンで動悸について調べてみようかな


でも先に朝ご飯食べよ









『いってきます』


玄関でそう叫ぶとバタバタと永嗣君が玄関まで来て


「ん、」


「気をつけてね、いってらっしゃい」



え…永嗣君が


おでこに

ちょって



あ、間違えた


ちゅって…





ドキン



ああ、やっぱり早めに病院に行こ


やっぱり早期発見早期治療が一番だよね

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