私たち結婚しました〜アノ芸能人が新郎新婦になったら〜

川島永嗣×ポチャで干物な女芸人01 ページ33

お気に入りのソファーに横になってテレビを付けると自分が映ってたからすぐにチャンネルを変えた



お昼ご飯どうしようかなぁと思いながらもローテーブルの上にあるチョコレートに手を伸ばす


ボーッとテレビを見てると段々瞼が重くなってきた



♪〜♪〜♪〜


あと少しで眠りについてたのに携帯が鳴って阻止された


『んー…』


目は瞑ったままローテーブルに手を伸ばした


でも目当てのものは見つからず仕方なく目を開けると


ローテーブルには携帯が無かった



『あれ、どこに置いたんだっけ？』



携帯が鳴る方に足を進めると玄関についた


昨日仕事から帰ってきて片付けることなく置いた鞄の中から音がした


携帯を取ると同時に音楽が止まった



『切れちゃった…またかかって来るか』



ソファーに戻ってまたお昼寝しよーっと！



でも切れた携帯がまた鳴った


『…ハイ』


ディスプレイに表示された名前はマネージャーの名前で出ざるを得なかった


〈何度も電話してるのにおまえは何してるんだるんだ！！〉


携帯から聞こえてくるマネージャーの怒鳴り声に耳から携帯を遠ざける



『ソファーで寝てました』



〈まったく…早く降りてこい〉



『降りるって？』


〈今お前のマンションの下に居るから出てこい〉



わけも分からずとりあえずマネージャーを待たせると後が怖いから急いで着替えてマンションを出た



玄関には見覚えのある車とマネージャーが居てとりあえず車に乗った



「今日から一週間密着でバラエティ番組の撮影があるって言っただろ」



『そうだっけ？』



「そんな事だろうと思って早く迎えに来て良かった」



そんな事言ってたかな？と思っても中々思い出せない


それどころか車の心地よい揺れにさっきの眠気にまた襲われた






「起きろ」



マネージャーの怒鳴り声で目が覚めた



『綺麗…』



マネージャーに言われて車を降りると目の前には大きなチャペルがある



「お前でも綺麗って思うんだな」



マネージャーの失礼な言葉は無視



「今日から一週間24時間密着だからくれぐれも干物女姿は晒すなよ」



『どういう企画なの？』



「後でわかる」



スーツを着た女性が私たちに近づいてきた



「七海A様、お待ちしておりました。さあこちらへ」



とりあえず
スーツの女性について行く

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