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柳「あっつー」
バスタオルを首に掛け、頭をガシガシ拭きながら冷蔵庫を開けてスポドリを飲む彼はパン一だ←
いや、暑いのは分かるよ？
でも、せめてハーパンくらい履こうよ…
柳「ふぅ〜、さっぱりした」
『う、うん、そやね』
柳「どうした？」
『えっ？！いや、なんもないよ！』
柳「…また照れてんの？(ニヤ)」
お風呂に入るたび、このスタイルで出てくる彼に、私はいまだ慣れずにいた。
濡れた髪から落ちる滴が白いうなじを伝い、上気した頬…
鍛えられた腕と脚、割れた腹筋に引き締まった……
(このお尻！ぷりんっとしたこのお尻が、なんとも美味しs…)←
スポドリを持ったままソファーに来た彼が、直視出来ずに明後日の方を見ていた私の顔を、正面に立ち腰を折って覗き込む。
柳「A顔赤いよ？(ニヤ)」
『見るなぁ〜っ』
柳「まだ慣れねーの？つーかさっきまで、まっぱで風呂一緒に入ってたじゃん(笑)」
『それとこれとじゃ話が違うんやって！』
柳「意味わかんない(笑)」
くく、と笑いながら姿勢を戻してスポドリを飲む彼をチラッとうかがう。
嚥下すると同時に動く喉仏が、なんとも色っぽい。
(その内、飲料水のCMオファーくるんちゃうか？柳田さん)←
そのまま隣に座った彼は、背もたれに肘を付いて私を見ている。
『あのー…見過ぎちゃいます？』
柳「ん？」
『いや、ん？じゃなくて』
柳「んー」
『いやいや、んーでもなくて』
ジッと向けられる含みのある視線が居心地悪く、私は身じろぐ。
すると突然彼の手が伸びてきて、そっと私の頬を包んだ。
視線を彼に向けると、真剣な顔をしていて…
その目には、情欲の色が浮かんでいた。
『まーくん？』
柳「もう、お喋りは終わりだ…」
『んっ…』
近付いてきた顔が重なり、チュッと軽く触れるだけのキスを繰り返す。
彼の手が私の後頭部に差し込まれると、キスは深いものになった。
次第にフワフワとした感覚になってきた頃、彼は私の腰に腕を回して自分の足の上に引き上げる。
足の上に馬乗り状態で彼を見下ろす形になると、私は彼の両頬を包み、チュッ、とついばんで唇を離した。
柳「A…」
艶っぽい視線と濡れた唇が、私の名前を呼ぶ。
それが堪らなく扇情的で…
今度は私から彼の唇を塞ぎ、期間限定の同棲生活最後の夜は更けていったー…
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らら - とても面白いです🤣もう続き書くつもりありませんか？楽しみにしています。 (2022年3月23日 8時) (
レス) id: f150b12880 (このIDを非表示/違反報告)
mjmj(プロフ) - シリーズ通して、お話面白いです。何回も読ませてもらってます。また更新お待ちしてます (2017年9月10日 0時) (レス) id: 09233ee060 (このIDを非表示/違反報告)
yukim8216(プロフ) - いつも楽しく拝見させて頂いてます。続編のパスワードを教えて頂けますでしょうか？お願いします (2017年5月14日 14時) (レス) id: 343ef2b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - この作品が大好きです！更新楽しみにしております★！ (2016年12月10日 10時) (レス) id: 08101e6822 (このIDを非表示/違反報告)
#814(プロフ) - みきさん！楽しみに更新待っておりまーす(^o^ゞ (2016年10月24日 21時) (レス) id: 5250a1dd8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/miiiohiii/
作成日時：2016年8月12日 13時
