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《Aside》
彼らが体育館を出てから、私も席を立った。
外に出るとファンサをする彼らが見える。
その様子を見て、彼からの連絡は少し時間がかかりそうだと思った私は、時間を潰せる場所を探した。
少し離れた所にカフェを見付けたので、そこで時間を潰す。
苺が沢山乗ったケーキとコーヒーを注文して、携帯を出した。
しばらくマッタリとした時間を過ごしていると、彼からの電話が鳴る。
柳「もしもし、今どこ？」
『体育館からちょっと離れたとこのカフェ〜』
柳「カフェ？…あぁ、わかった。10分で行くからもうちょっと待ってて」
―――…
最後にとって置いた苺を、あーんと口に入れようとした時…
『あっ！』
柳「ん、うまい」
『最後の1個やったのに〜…(ジト)』
その苺は私の口ではなく、彼の口の中に消える。
恨めしそうな私の頭をポンポンして、彼は伝票を持つとレジに向かった。
『あ、ちょっとまーくん！』
柳「待たせたお詫び」
そう言って、彼は会計を済ませてしまったので、ありがとうと伝えてカフェを出た。
私達は手を繋いで街の方に歩く。
彼は変装のつもりかメガネ姿で、繋いでいる彼の左手にはリングがはめられている。
緩む頬をそのままに、キュッと手を握ると彼は、ん？と微笑みながら私を見たのだった。
少し早い夕食をとったあと、私の泊まるホテルに向かう。
『もぉ〜お腹いっぱい過ぎてヤバーい』
柳「カフェでケーキ食ってからの飯だったもんな(笑)」
笑いながら歩いていると、ゲームセンターが見えた。
その前で足を止め、彼を見上げる。
『まーくんプリクラ撮ろ！』
柳「え、プリクラ？」
『うん！若い事しよ』←
柳「若い事、って(笑)」
私は彼の手を引っ張ってプリクラ機に入るとお金を入れ、カウントダウンに合わせてポーズをとった。
ふざけてくる彼とワーワー言いながら撮ったプリクラは、なかなか楽しげに写っている。
柳「目デカ過ぎて俺キモい…」
『まーくんの顔、女子やな(笑)』
柳「女子言うな(笑)」
プリクラを眺めながらホテルに着いた。
私は、彼に向き直りお礼を言ったのだが…
柳「何言ってんの？俺もこっちで寝るつもりなんだけど」
『えっ？！私だけやから、部屋シングルやで？』
柳「Aん家でも一緒じゃん(笑)」
どうやら彼は、帰るつもりはない様です…
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みき(プロフ) - れなさん» すみませんでしたぁー！いえいえ、こちらこそご指摘頂けて有り難かったです(^^)影と言わず、バンバン前に出てきて下さい(≧∇≦)← 更新頑張りまーす！ (2016年8月12日 17時) (
レス) id: 382f7a4fcd (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - ありがとうございます(^^)ちゃんと読めました！そしてとっても面白かったです！お忙しい中お返事までいただいてありがとうございます！これからも陰ながら応援してます！頑張ってくださいね(^^) (2016年8月12日 16時) (レス) id: c14876f44d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - れなさん» いつもありがとうございます！それは私のミスですぅ〜(_ _;)新たに更新しましたので、良かったら読んでやってください(・∀・) (2016年8月12日 16時) (レス) id: 382f7a4fcd (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - いつもいつも素敵なお話ありがとうございます！更新を毎回楽しみに待ってます！お話96話と、98話以降がないのは、たまたまですか？？もしあるようだったら、とても気になります……f(^_^; (2016年8月12日 15時) (レス) id: c14876f44d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - summersnow2007さん» 初めまして！お返事遅くなりました(_ _;)コメントありがとうございます☆うわー！嬉しいお言葉ありがとうございますぅ〜(≧∇≦)これからもニヤニヤしてもらえるように、頑張ります！！ (2016年8月11日 21時) (レス) id: 382f7a4fcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2016年7月16日 21時
