【ヘタリア】君のために (ページ6)

今日:4 hit、昨日:144 hit、合計:5,009 hit

ー神隠しー【日】ページ6

ー日本sideー

昔はよく人間たちに信仰されてました

何かがあったら神の災いやら怒りとか言って馬鹿みたいですよね

でも、神だってそんな人間の信仰がなかったら滅んでしまうのですよ

私だって今では下級の神です

もうすぐで消えるんでしょうね

そんな消えるの待つだけの日々でした

ですが、ある日珍しいことにある１人の少女が神社にやってきたのです

貴「お姉ちゃんの病気が治りますように！」

最初は興味本位で見ていました

ですが、毎日やってきて必ずこのお願いをするので叶えてあげたんですよ

次の日には少女が嬉しそうにお礼を言いに来ました

貴「お姉ちゃんの病気が治りました、本当にありがとうございます！」

と、帰ろうとするものですから思わず少女の前に立ったんです

代償無しに帰らせるなんて…きっちり払ってもらいますよ？

ー貴方様sideー

急に強い風が吹いたかと思ったら目の前に和服を来た青年が立っていた

あまりにも美しくて異様な雰囲気の人だったので思わず見とれていると

？「あの…ただで帰れると思っていますか？」

と、話しかけてきた

「え…？なんのことですか？」

？「なんのことって…お願い叶えてあげましたよね？」

「お、お願いって…あ、もしかして神様…？」

？「そうですね」

私はすんなり納得した

何故かは分からないが

「え、えーと、何をすればいいんですか？」

？「そうですね…なら、一生私の傍にいてください」

「…へ？」

？「いいですよね？」

嫌だ…それよりも先に口が動いた

「はい」

？「ふふっ、なら行きましょうか」

私は彼の手を取った

ー日本sideー

知っていますか？

神様って、独占欲が強いんですよ

しかも、すぐに手に入れたくなる

貴方も可哀想ですね

私になんかに好かれてしまって

あぁ、死んでも大丈夫ですよ

死んでも一緒にいられますからね

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは…ヤンデレ？
うん、きっとヤンデレですね！

そしてそして、伊誕ですね！
おめでとうございます！！
二人とも〜！幸せになるんやで〜！

てか、何故私は伊にしなかったんだ…
なんで祖国様にしたん！？

ではでは、またお会いしましょう

追記、少し訂正しました