ー不良ー【2P伊】 ページ24
ー貴方様sideー
先生「って、ことでよろしくな」
「は、はい」
どうしましょう…
先生から不良のルチアーノ・ヴァルガスにプリントを渡すように言われてしまいました
先生、私が声をかけれると思いますか?
私は教室でいつも本ばかり読んでいるやつですよ…
でも、頼まれたからには仕方がない
そういえば…、ルチアーノさんっていつもどこにいるのでしょう?
探さなければ…
ということで、学校全体見て回りましたが全然見つかりません
諦めてもいいですよね?そうしましょう!
なーんて、そんなことできませんよ
行ってない所は、立ち入り禁止の屋上だけ
大丈夫!先生から頼まれたことを実行するだけ!
だから、屋上に入っても大丈夫!
私がドアを開けると、案の定そこにルチアーノさんがいた
2P伊「…お前誰?」
「あ、えーと、同じクラスの者です、プリントを渡すように言われて来ました…」
2P伊「ふーん、そっか。なら、そのプリント捨てて」
「へ?」
目の前の馬鹿は何言ってるのだろうか?
私はわざわざ昼休みの時間を削って君にプリントを届けに来たんだよ…?
そこで私の怒りや不満が頂点に達し、つい言ってしまった
「ふざけんなじゃねーですよ」
2P伊「…は?」
「こちとら、わざわざ昼休みの時間削ってまで貴方を探して!プリント届けに来たんですよ!?それで捨ててだって!?お前が捨てろやください!」
2P伊「……」
はっ
言ってしまった
私は今から殴られて死ぬのかもしれない…
はっ、はははっ
すると、彼はぽかんとした後に大爆笑し始めた
「…は?」
2P伊「君、ただの真面目ちゃんだと思ったらちゃんと言えるじゃん!しかも最後日本語おかしいし…」
次は私がぽかんとしていると
2P伊「あー、面白い。ねぇ、俺と付き合わない?あ、拒否権ないから」
「い、嫌です!」
2P伊「ふ〜ん?なら、君を監"禁して俺を好きにさせたほうがいい?」
「そ、それは…」
2P伊「じゃあ、決まりね!またね〜!」
彼は天使のような笑みを浮かべどこかに行ってしまった
…私に拒否権は?
ールチアーノsideー
2P日「お前彼女ができたのか?」
「うわ、もう知ってるの」
2P日「どうせ、また逃げられるんじゃないか?」
「大丈夫だよ、すでにGPSと盗聴機はつけたから」
2P日「…」
「そんな顔しなくてもいいじゃん」
絶対に逃さないよ?
あんな面白い子
25人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2024年3月5日 20時