【ヘタリア】君のために

ー綺麗なものー【露】 ページ22

ーロシアsideー


綺麗なものは綺麗だよね


どれだけ汚しても、本当に綺麗なものは綺麗に見える


君みたいに


「ふふっ、ごめんね。僕君のことが気に入ったんだ」


貴「そ、それで誘拐するって…、おかしいですよ！」


「でも、君汚れてないでしょ？人を殺したことある？」


貴「あ、ありませんよ！」


目の前にいる彼女は僕をずっと睨み続けている


「僕はね、ずっとそういう子が欲しかったの。この世の穢れをまだ知ってない、愛されて生きてきた、綺麗な子」


貴「…どういうことですか？」


「例え、僕がどれだけ汚したとしても君は奥の部分で白くあり続けようとするでしょう？僕はね、そういう子ってすごい堕としたくなるんだよねぇ」


僕が彼女の頬に手を添える


貴「あ、あの…？」


君の目は恐怖に染まっていた


「これからよろしくね」


僕の綺麗な女の子

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