ー堕ちてゆくー ページ9
あの日から私は2人にお世話される日が続いた
中「ほら、あーんある」
「…自分で食べれるんですけど」
中「じゃあ、こうするある!」
そう言って私の手に拘束具をつけた
「………へ?」
中「ほら、これなら我が食べさせても問題ないあるよ!任せるよろし!」
「むぐっ!?」
いや、強引に口の中に入れられましても…
食べるけど
日「あ、中国さんずるいです、私を食べさせてあげたいですよ」
中「嫌ある、これは我の仕事ある」
「え、いや、仕事という訳では…」
やめて、にーに
そんな悲しそうな目でこっちを見ないで
申し訳なくなってくるから
こんな感じでお世話されてて、たまには私がやらないと自分じゃ何もできなくなる気がするから2人に自分でやるからと言ったら
中「ダメある、ずーっと我を頼っとけばいいある」
日「…駄目です、貴方はそのままでいいのですから」
みたいな感じに言われて何もさせてくれない
このまま2人を頼るのが怖くて自分がだめになりそうで、私は少し怖い感覚に襲われた
このまま2人に堕ちていきそうで
怖い
だから私は今日外にでる
都合がいいことに今日は2人ともいない
拘束具は自分で外した
重たい扉を開けて、そのまま外にでる
「…赤い月」
月が怪しげに光っていた
?
何か視線が?
中「…なんで出てるあるか?」
「…あ」
やばい、見つかった
「あ、えと…」
中「お前は一生あそこから出たらダメある、ほら、戻るあるよ」
物凄く強い力で引っ張られる
「いっ」
痛い
このままじゃ元に戻っちゃう
どうにかしないと
私は大きく息を吸い込み叫んだ
「たーすーけーてー!!!!!!」
中「無駄あるy…」
ボコッ
な!?
にーにぃ!?
た、倒れ、倒れ!?
いや、確かに私が叫んだけれどもまさか倒れるとは思わないじゃんっ!?
?「やぁ、正義のHEROの登場だぞ!」
そこに立っていたのは、正義のHEROさんでした
って、アメリカぁぁ!?
米「君はこんな所にいたんだな、みんな君のことを探して見つからないわけだ!」
「あ、えと?」
米「さぁ、行くんだぞっ!」
アメリカさん?
どこに行くんですか?
引っ張らないでくださぁーいっ!
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さぁ、正義のHEROさんの登場ですね(?)
では、またお会いしましょう!
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作成日時:2024年1月5日 12時