ー悪夢?ー ページ5
「ん………あ…」
また…生き返ってきた?
いつもどおり靴箱の前
夢ならはやく目覚めてほしいんだけど…
「逃げる…か」
とりあえず、逃げないと
もしかしたら、殺されずにここから脱出すればこの悪夢から目覚めるかもしれない
ならば、私の目標は脱出だぁ!
なら、校庭に行ったほうがいいのかも?
と、考えながら私は初めて外に出た
「うわ…ホラゲーだ」
そんなことをつぶやきながら、空を見上げる
怖いくらいに赤い月…
おかしいのにその月が奇麗だと思ってしまった
すると、私は何かを発見した
「あ、あれ!校門じゃないっ!?」
ここから出られるっ!
私は走り出した
?「出たらダメだよ」
後ろから誰かに抱きしめられた
「っ!」
誰かわからないけど、私より大きい
また、死ぬのかな…と考えていると
?「安心して、僕は君を殺さないよ、閉じ込めるだけだから」
「とじ…こめる?」
?「うん!そこは安全だよ、君を殺そうとしてくる人はいないし、危険から守ってくれる」
だから、いいよね?
と、甘く言われた
私は考えることを破棄して、「安心できるなら」と返事をしようとした
「わかりま…」
?「わかりました、じゃないですよっ!」
「きゃっ!?」
どこからか声が聞こえてきたと思えば私は別の誰かに抱きかかえられていた
「あ…日本…?」
嘘でしょ…また殺される…
嫌だ…嫌だよぉ
痛いのは…いやだ
何かの限界だったのか、私は泣き出してしまった
?「日本くん、この子返してくれない?」
日「嫌ですよ!」
?「うわっ!?」
彼…ロシアさんはいつのまにかいなくなっていた
「ふぇ?ロシアさん?」
待って、どこいったの?
私を安全なところに連れて行ってよ…
日「あ、その、泣かないでください」
彼はなぜか戸惑っていた
今回は、何か違うような気がする
「う…あ…わ、私のこと…もう殺さない?」
日「殺さないですよ、安心してください、貴方は私が守りますから」
彼は優しく私を抱きしめた
彼は私を守ってくれるかもしれない
私は安心してしまい、寝てしまった
日「ふふ、貴方を守ってあげられるのは私だけ、ですからね」
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はーい、なんかこれだけで満足してる作者です
こんな状況で優しく抱きしめられたら、安心しますよね〜
しかも、日本にっ!ずるいっ!ずるいぞ、主人公!
では、またお会いしましょう
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作成日時:2024年1月5日 12時