【ヘタリア】重い愛の無限ループ (ページ14)

今日:49 hit、昨日:21 hit、合計:6,033 hit

ー罠ーページ14

南伊「そ、それで！お前はなんで泣いてたんだよ」

「あ、えーとね…その信頼？してる相手に裏切られて、なんか辛いな〜って」

南伊「…だったらもうちょっと泣けよ、そんなへらへら笑ってたらどうにもできないぞ」

「う…ｸﾞｽｯ…」

私が泣いてる間ずっと背中をさすってくれた

ロマーノは優しいな…

「ありがとう、ロマーノ、すっきりした」

南伊「ん」

「私誰もいないところに行きたいな…」

南伊「誰もいないところ？あ、ちょっとついて来い」

「へ？何何？」

歩くこと数分屋上についた

「…屋上かぁ、すぐに人が来そうじゃない？」

南伊「ふんっ、俺が鍵持ってるから大丈夫だぞコノヤロー」

「え！？そうなの、ありがとう！」

もしかしてだけど、ロマーノはヤンデレ化してないんじゃないのかな？

そう思うとなぜか仲間ができた気分になる

南伊「俺はちょっと出かけないといけないけど、鍵は閉めたほうがいいか？」

「…うん」

南伊「後、寒かったらそこの毛布使えよ！」

「…はいはい」

お母さんみたい…

南伊「すぐに戻ってくるからな」

「はーい」

さてと、ちょっと寝ますか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーロマーノsideー

閉じ込めた

ついにあいつを閉じ込めたぞ

画面の中から何回も見て

ずっと

閉じ込めたくて閉じ込めたくて閉じ込めたくて閉じ込めたくて閉じ込めたくて…

やっと俺のモノなんだ

そうだ

周りのやつらは俺が排除しないとな

あいつには俺だけいればいい

そう

俺だけだ

だから少し待っとけよ？

月が面白いくらいに赤く紅く光っていた