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ー赤い鳥ー ページ12

ー貴方様sideー


あれから何時間経っただろう


鳥かご…を破壊しようとしてもダメ


叫んでもダメ


「はぁ…」
 

とりあえず、私は諦めた
こういうのは諦めた方がいいんだよ


日本とにーにから着けられた首輪


これ、外せないかな?


「…ダメだ、外せない」


なんで外せないのかな?
いや、そもそも硬すぎない!?


「ふっむむむ」


はーずーれーろー


米「…君は何やってるんだい?」


「ひゃぁっ!?」


米「そんなに驚かなくてもいいじゃないか」


「あ、アメリカ…?」


米「そうだぞっ!」


「はいっ!ここから出してください!」


米「…ダメだぞ?」


「…なんでですか?」


米「…君しつこいんだぞ」


「え…?」


ドゴッ


「う…!?」


お腹…痛い


蹴られた?


米「その顔も可愛いんだぞ、だけどもうこんな事にならないように躾しないといけないんだぞ?」


「え…?」


その後からは


殴られて、蹴られて、殴られて、蹴られて、殴られて、蹴られて


痛い、イタイ、イタイ、イタイ、イタイ、イタイ


もう…やめて


「やめっ…やめて…ください、お願いします…」


少しだけ止まると…


米「嫌なんだぞ?」


「え?」


誰か助けて


「もぅ…やだよぉ」


バコッ


米「…?」


「!!!」


日「こんなところに居ましたか…」


北伊「助けにきたよ〜!」


「に、日本…さ…ん」


日「!?なんでそんなに、傷だられけなんですか?アメリカさんですか?アメリカさんですね、アメリカさん…何やってるんですか?」


米「何って、躾だぞ?…日本、その刀はなんだい?」


日「何って、貴方を殺すための刀ですよ?」


北伊「あ、始まっちゃった」


「………」


目の前でアメリカと日本さんが戦っている


そう、目の前で


「え?え?」


北伊「あ!大丈夫?あの人たちは放おっておいて俺が手当てしてあげるね」


「へ?あ、はい」


この状況
イタリアに手当てされてる?
これがあんなことがなかったらいいシチュエーションなんだけどな


北伊「本当…………カ………く…………し………よ」


「?」


イタリアがなにか言ってるけど…なんて言っているんだろ?


米「日本!君は弱いね」


日「…こうなったら」


え?日本さんなんでこっちに?


ズプッ


赤く染まった


私のお腹が

ー記憶の欠片ー→←ーヤンデレの本当の怖さー



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作成日時:2024年1月5日 12時

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