46.エンディング ページ46
ニノの婚約と相葉くんの誕生日パーティまで
気がつけばあと6日。
街はクリスマスムード一色で
リア充じゃなくてもニノのソロ曲が聴きたくなるような、そんな季節。
準備の進行状況はぼちぼちってとこ？
メンバーはみんな、
意図的にあまり何もせずに”いてくれてる”から
俺がde shelに行ける日に
Aちゃんと2人、たまにマスターも交えた3人で
たらたらと話し合いを続けてきた。
今日もそのうちの1日で。
途中2人が接客なんかのために抜けながらも
1時過ぎまで話をしてて
そろそろお開き。
「Aちゃん、今日も一緒？」
そう、帰りが遅くなるから
家の近くまで一緒に帰れるってのが
本来の目的とは別の、俺の個人的目的。
なのに。
「いや、今日は実は車で迎えに来てもらう約束してて。」
…まじ？？
オトコ…？？
そんなことを即座に考える俺の頭に
君は早すぎる正解を与える。
「哉太くん、じゃなくて江東サン」
ほら、こないだ翔くんもいるときに初めて来てくれたシャチョーさんよ、なんて言うけど
やっぱあいつ本気だったのかよ。
しかも、進展早すぎだって！
あれからまだ2週間も経ってないのに。
ちゃっかり哉太くん、なんて呼ばれてるし。
もう俺とアイツの間に差なんてないというか
むしろ俺の方が水あけられたかもしんないってこと？
「…付き合ってんの？」
急速に冷え切ったココロがそのまんまコトバになったような
自分でも驚くくらいに低い声が出る。
「ううん、
…まだ(笑)」
安心したのも束の間
付け足したようなまだ、という言葉に
俺の気持ちはカラカラと音を立てて崩れそう。
「そっか、楽しんでね？
じゃあ俺帰るわ」
逃げるように帰る俺に
マスターは何か言いたそうな顔してた気がしたけど
わりぃけどそれ聞くより早く、
今はAちゃんのいるとこから立ち去りたい。
そっか、なんて言いながら
貼り付けたような笑みを浮かべてる君の前を
去ってしまいたい。
ドアの外にはすでに
紺色の外車が停まっていて
運転席にはこないだのアイツが
機嫌の良さそうな顔でタバコを吹かせていた。
どっからどう見てもイケてるその姿を認めたくなくて
急いでタクシーを呼び止める。
はぁ、
今度こそ終わった、のかな。
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mii(プロフ) - ミーコさん» 返信遅くなって申し訳ありません！そして本当にありがとうございます♪♪ミーコさんのためにも更新がんばりますね！2ndでもよろしくお願いします♪ (2014年12月3日 7時) (
レス) id: 4aea4e71e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミーコ(プロフ) - こんばんは(^^)そして、初めましてです！翔くんの今の状況が切ないんですが、、リア充に向けてどのように展開していくのか楽しみです♪miiさんのペースでかまわないんで、また続きを読ませてください！楽しみに待ってます♪ (2014年12月1日 22時) (レス) id: fb03967421 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 菜美枝さん» ありがとうございます。これからもドキドキを届けられるようがんばるので、よろしくお願いしますっ! (2014年11月14日 23時) (レス) id: 6c099399c8 (このIDを非表示/違反報告)
菜美枝 - 初めまして。すごく面白いです!無理せず更新頑張ってください。ドキドキしながら待ってます! (2014年11月14日 20時) (レス) id: 971ede83e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mii | 作成日時：2014年11月9日 15時
