四十二話 ページ43
時々
ヘルメットで隠れてしまう貴方のふわふわとした髪を
撫でさせてくれましたね
少し照れくさそうに、でも嬉しそうにしてくれた
……その時のように頭を撫でてやる手があれば
泣かないでと慰められるのに
「…………俺も、外道丸達と仲良くしてくれてありがとう
俺、傷付けてばかりで何も出来なくて、本当にごめん
また一緒に畑仕事してくれる？花のお世話とか、
だから、だから……………まだ待って…………
………ん、本当に色々ごめんなさい、そしてありがとう
大好きだよ、スィ」
ひとらんらん様は最後にはマスクを外して
涙を流しながら笑顔を見せてくださった
外道丸様方の事知っていたのですね
なのに何も言わないでくださった優しい人
人一倍優しくて怖いものは苦手で
皆様とは違い東側の貴方が
時折話してくださる東の島のお話
貴方の故郷のお話はとても大好きなんです
いつか一緒に行こうねって笑ってくださいましたね
一緒に畑仕事や花のお世話をする時には
やり方や花言葉、色んな事を私に教えてくださいました
凄く嬉しかったです、そして楽しかったです
時々くださったお花は今も大切に
お部屋で育てているんですよ
もう、お世話出来なくなっちゃいます
私の代わりにあの子を可愛がってあげてください
あの時、私が泣いた時
傍にいてくださりありがとうございました
「俺、ティアラが嘘言ってるってわかってた
だけどそれを信じたくなくて、君に八つ当たりなんて
【はぁ〜…つっかえ】とか言っちゃうし…
俺もうどうすればいいのか理解出来なかった
君を傷付けてばかりでごめんなさい
俺、ほんとに何してんだろう、
……………それでも、こっそりだけど
いつも俺が好きなケーキとか買ってきてくれたり
それにあった紅茶も用意されてたり、
疲れたって時には好きなアロマ部屋にあったりするし
俺のこと大好きなの？ありがとう！俺も大好き！！」
最後は最早やけくそに
最後まで名前を呼んで下さらなかったけれど
私がしたことは全てバレていて
涙目でこちらを睨み、
恥ずかしさからか顔を赤らめていた
いつも私を素敵に着飾ってくださるオスマン様が
私は大好きです
素敵なお茶会に誘ってくださるわ
私を女として美しく、可愛らしくして下さったり
思いっきり甘えてくださるオスマン様は
いつだって可愛らしく素敵です
見た目も中性的なので
女の子のフリしてもバレないのではって話をすると
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彼方(プロフ) - のんたんさん» ありがとうございます。楽しんで頂けたのなら何よりです。一応後日談や番外編、これを書く上で気をつけていたこと等、書く予定ではありますので、またお会い出来ることを楽しみにしていますね。 (2020年8月8日 23時) (
レス) id: 27a2b67915 (このIDを非表示/違反報告)
のんたん(プロフ) - 貴方様の作品とっても素敵でした！！気づいたら枕がびしょ濡れに､､､また会える日を楽しみにしています (2020年8月8日 18時) (レス) id: 8085edeba9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宇宙ノ彼方 | 作成日時：2020年4月10日 13時
