サヨナラも悲しくない ページ7
数日後
『おかえり、最近よくどこ行ってたの？』ずずっ
6個椅子がある机に3人だなんて、ちょっと寂しいけど
独りより、暖かい
カツキ「そこの村。」ﾁｯ
『機嫌悪いねぇ』
ショート「魔法凄かったぞ」「氏ね」
『てか1人で村に行くだなんて珍しいね』
カツキ「…あー。」
『なにか言いたいことも持ってきたんだな』
カツキ「…ｯ、あんたはそういうとこだけ鋭いよな」
『まあだてに300も生きてないからね〜』
ショート「さっ…ｯ？！」
カツキ「ジジイ。」
『泣くぞまだ俺は若い方だこのガキ共』
『そんなことよりさ、嫌になる前に言っちゃいな』ずずっ
カツキ「…俺らこの家もうすぐ出てく」
ショート「？！聞いてない！」
カツキ「元からここにずっと入れるわけねえだろ！！俺だって嫌だ！…ｯ、」ダンっ
『いや、んな悲しそうにしなくても…』
カツキ「…明後日、10月31日は俺らの世界とこっちの世界が交わる日だ」
『こっちってこたぁさ、あんたらやっぱりゴースト？オバケ？』
カツキ「だから言ってんだろそう」
『まじかー、じゃあ幽霊たちの世界ってことか。カッコイイな』
カツキ「ここと地形も人もさほど変わんねえ。」
『え、人も？俺みたいなのがソッチにも居るとか？』
ショート「お前は見たことない」
カツキ「そこらの街にいるやつは大抵同じ奴がいる」
『そっか、じゃあそっちの世界のカツキとショートは今いないんだ、もったいない』
カツキ「どーゆう意味だよ」
『まあまあ、すすめて？』
カツキ「ﾁｯ 30から空間が歪んで31の朝に空間が閉じる。俺らはそれまでに支度をする」
『なるほどね？今29だから明日には帰る？』
ショート「…やだ。」
カツキ「こいつが聞かないだろうから31の最後まではいるつもり」
『よかったねショート。今日はシチューにしてあげるからそう泣くな』
ショート「…泣いてねぇ」
『俺も寂しいよ？あ、血持ってく？足んなかったよね前回。
2瓶くらいいる？』
ショート「お前が死んじまう…」
『俺も多分死ぬ』
ショート「…っ、あっちの世界にあんたはいないんだ。だからっ」ぎゅっ
辛そうな顔してる俺の手を握るショートは、体だけ大きくなったまだまだ小さい子供のようでどうも気が緩む
そんな弱い俺を見通してカツキはショートに叱ってくれる
ショートからしたら数年人に優しくされなかった
それは、カツキだって。
カツキ「…っ、」
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mii.(プロフ) - あっなんかもう試作段階でも秒で来て忠告して頂きすいません (2018年11月12日 21時) (
レス) id: c064ed56ce (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為ですので。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年11月12日 21時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーこ x他1人 | 作成日時：2018年11月12日 21時
