サクラ組の思い出(蘭GIRL)4 ページ8
蘭side
♪むーすーんーで♪ひーらーいーて♪手ーをうって♪むーすんで
今はお歌の時間!皆んなで楽しく歌っていると、新一君が急に話し出した。
新「何見てんだよ!」
江舟「えっ。何って…」
新「さっきからずうっと見てたじゃんか。こいつのこと。」
こいつって…私?
蘭「え?」
江舟「そんなことないよ。 はーい皆!お歌はこのくらいにして、お散歩に行く準備しようか。」
皆「はーい!」
園「あんた馬鹿じゃないの?江舟先生は皆んなを見てるんだよ!先生だから!」
新「そうか。」
蘭「そうだよ!それに、皆んなも江舟先生を見てるし。」
園「江舟先生人気者だからねー。大きくなったら江舟先生のお嫁さんになるって子、いーっぱいいるんだから!」
新「へー。じゃあ、オメェらも好きなのかよ。」
蘭「そんなのなんで新一君に言わなきゃいけないのよ! …今、オメェらって言った?」
新「嗚呼。Aもなのかよ。」
蘭「そんなの本人に聞いたらいいじゃない。ばっかじゃないの!?」
新「そうかよ。悪かったな。」
蘭「…嫌われちゃったかな。」
園「ほっとこ!あの子変なことばっか言うし。」
蘭「…」
道路にて
江舟「皆んな。わかってるね。横断歩道は、手を上げて渡るんだよ。」
皆「はーい!」
蘭「ほら!新一君も手を上げよう?」
新「…」
公園にて
男の子1「お前さっきも滑ったじゃんよー!」
男の子2「お前だって!」
蘭「一寸、やめなよ!」
江舟「こらこら、喧嘩しない。お友達なんだから、仲良くしなきゃ。わかった?」
男の子達「はーい。」
江舟「蘭ちゃん、滑るかい?」
蘭「うん。」
江舟「一寸、ごめん。蘭ちゃん入れてあげて。」
蘭「わーい!ねえ、新一君も滑ろう。楽しいよ! ねえ、新一君てば。」
新一君は江舟先生をずっと睨んでる。どうしたんだろう。
新「…」
新一side
俺は公園に来てからずっと江舟先生とやらを見ている。が、流石に怪しまれると思ったので、一度引くことにした。
ふと周りを見ると、Aがベンチで本を読んでいた。
新「オメーはあいつらと遊ばねえのかよ。」
と聞くと、Aは顔を上げてこちらを見た。
「…まぁ、皆んなが楽しんでるならそれで良いかなって思ってる。」
なんだそれ。
…良い機会なので、さっき気になったことを聞いてみることにした。
新「…オメーも江舟先生が好きなのかよ。」
サクラ組の思い出(蘭GIRL)5→←サクラ組の思い出(蘭GIRL)3
240人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みーちゃん(プロフ) - ももなさん» 有難う御座います!映画は私も好きなんですけど、今家で見れないんですよね…見れる様になったら書かせていただきますね! (2023年3月20日 22時) (レス) id: a7af126f59 (このIDを非表示/違反報告)
ももな(プロフ) - いつも楽しく見させていただいております。映画絶海の探偵、沈黙の15分、が大好きなのでぜひ見れたら嬉しいです!これからも楽しみにしてますっ応援してます! (2023年3月15日 8時) (レス) id: 0e40bbadac (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - kanayamamoto112さん» 有難う御座います!完全に私の好みなのですが、気に入って頂けたなら幸いです! (2023年3月12日 0時) (レス) @page49 id: a7af126f59 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 作者さん無口でクールビューティーで小説家のヒロインちゃん好きです。続きと長野県警大和警部と由衣刑事コンビとの絡み楽しみです。甲斐巡査の登場楽しみです。 (2023年3月11日 23時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんと服部君と和葉ちゃんとの絡み楽しみです。作者さんありがとうございます。続き楽しみに待ってます。 (2023年3月11日 23時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みたらし | 作成日時:2023年2月22日 1時