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ウイスキートリオ。 ページ28

諸伏side

最悪だ。奴等に、俺が公安だとバレた。

しかも、今俺の目の前にはライが居る。

俺はライに投げ飛ばされるフリをして、何とか拳銃を抜き取る事に成功した。

だが、リボルバーを抑えられてしまった。此れでは自決できない。

すると、ライは俺に説得を始めた。お前は此処で死ぬべき男では無い、と。

何が目的だ?と思考を巡らせていると、ライは自身がFBIで、本名は赤井秀一だと明かした。

赤「分かったら、拳銃を離して俺の話を聞け。お前一人逃すくらい、造作もないのだから。」

その時、奥から階段を上がる音が聞こえた。他の奴等が来たのか!?

気を取られたライを見て、俺は引き金を引いた。


バン!


という音と同時に、俺の手から拳銃が離れた。

痛みは無かった。

カランカランと音を立てて、拳銃が飛んでいく。何故?

赤井も訳がわからない、という顔をして此方を見ている。

降「ヒロ!」

諸「ゼロ!?」

声のした方を見ると、俺と一緒に組織に潜入していた降谷零…ゼロがいた。

まさか、俺は勘違いで自決しようとしていたのか?

降「よかった…。拳銃の音がしたから、間に合わなかったのかと…」

嗚呼、そうだ。此処にいる3人は誰も撃っていない。ならば誰が?

降「…ライ、そいつは僕の獲物です。貴方はさっさと…」

赤「俺はFBIだ。君達と同じ、組織に潜入している捜査員だ。」

降「!…そう…か。」

赤「ところで、君が撃ったわけではないのか?拳銃が見当たらないが…」

降「はあ?貴方が撃ったのでは?」

諸「俺も違うぞ。」

諸「…出てきて貰えないだろうか。君は命の恩人なんだ。…お礼くらいさせてくれ。」

これは、俺の素直な気持ちだった。

俺は勘違いで、ゼロに辛い思いをさせてしまうところだったのだ。

降「…僕も、貴方を殺さないと約束します。」

赤「俺の正体も聞いていたのだろう?出てきてくれないか。」


すると、斜め下から「…此処だ。」と少女の様な声が聞こえた。

声の主は階段を上がって、俺たちの前に姿を表した。

赤髪の、中学生くらいの少女だった。

諸「…え?」

対面。→←爆発。



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みーちゃん(プロフ) - ももなさん» 有難う御座います!映画は私も好きなんですけど、今家で見れないんですよね…見れる様になったら書かせていただきますね! (2023年3月20日 22時) (レス) id: a7af126f59 (このIDを非表示/違反報告)
ももな(プロフ) - いつも楽しく見させていただいております。映画絶海の探偵、沈黙の15分、が大好きなのでぜひ見れたら嬉しいです!これからも楽しみにしてますっ応援してます! (2023年3月15日 8時) (レス) id: 0e40bbadac (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - kanayamamoto112さん» 有難う御座います!完全に私の好みなのですが、気に入って頂けたなら幸いです! (2023年3月12日 0時) (レス) @page49 id: a7af126f59 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 作者さん無口でクールビューティーで小説家のヒロインちゃん好きです。続きと長野県警大和警部と由衣刑事コンビとの絡み楽しみです。甲斐巡査の登場楽しみです。 (2023年3月11日 23時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんと服部君と和葉ちゃんとの絡み楽しみです。作者さんありがとうございます。続き楽しみに待ってます。 (2023年3月11日 23時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みたらし | 作成日時:2023年2月22日 1時

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