【コナン】【文スト】無表情少女は、コナンの世界で人を救う。

サクラ組の思い出（新一BOY）５ ページ16

NO side

優「それと…」

新「何だよ。」

優「話にちょこちょこ出てきた、Aちゃんって子。新一はAちゃんのことが好きなのか？」

新「〜っ！そっそそそそんなんじゃねえって言ってんだろ！！！」

有.優(あからさまに動揺したなぁ笑)

優「…うーん」

有「新ちゃんはわかりやすいわねぇ♡
　 …あら優ちゃん、思い当たることでもあるの？」

優「いやぁ、新一の担任の江舟って名前、僕のファンにも一人いるのだよ。北海道の子なのだけどね…」


翌日
NOside

園「どうしたの蘭ちゃん。元気ないね。 もしかして、昨日あの子に酷いこと言われたから？」

蘭「違うよ。 昨夜、お母さんに怒られちゃって。お友達をいじめちゃいけませんって。」

園「ええっ！」

蘭「あたし、いじめてなんかないよね！」

園「うん。どっちかって言うと… いじめられてるかも。」

その時、サングラスにマスク、帽子を被った怪しい男…及び優作は、そんな園児達の様子をカメラで撮っている車を見つけた。

優作side

江舟「この公園にした、1番の理由は… 彼女だよ。 実は彼女、先生の奥さんなんだ。」

園「ええっ！奥さんって！」

蘭「先生のお嫁さんってこと？」

病院の窓から見える奥さん…

ん？部屋の奥から誰か来た。あの人は、車からカメラで園児達を撮っていた人だ。

…となると、新一の予想は伊達じゃ無いかもしれないな。


二日後
NOside

その日は雨が降っていた。園児達は、昼寝をしている。

ガラガラっと音を立てて、教室の扉が開いた。

扉を開けた人物、江舟論介は、中の様子を除いた後、廊下に出て頭を抱えた。

彼は今、悩んでいた。

女の先生「え？黒い車？」

女の先生「そう。保育園の裏口にずっと止まってるのよ。こういうのって、警察に通報した方が良いのかしら。」

女の先生「そうね。念のため、車のナンバーも控えておいた方がいいかも。」

江舟「あ、あの。だったら、僕が様子を見てきましょうか？」

女の先生「江舟先生。じゃあ、お願いできますか？」

女の先生「気をつけてくださいね。」

…江舟は外に走りながら、過去の出来事を思い出した。

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