その少女、ゲーマーにつき。【文スト】【太宰治】

強制連行。 ページ10

NOside

敦「嫌ですよ！」

太「国木田君は社に戻ってこのメモを社長に。」

国「おい、3人だけで捕まえる気か？まずは、情報の裏を取って…」

太「いいから。」

敦「僕は嫌ですからね！それってつまり餌ってことじゃないですか！！誰がそんな─」

太「報酬でるよー♪」

現在、無一文の敦。

敦「…え、報酬？報酬って… そんな物じゃ釣られませんからね！ ち、因みに参考までに聞きますが……その…報酬と言うのは…」

太「これくらい♡」

敦「ヒョ！！」

「うわー。ゼロがいっぱい。」

太「Aちゃんも来てくれないかなぁ？ (耳元で)正体、わかってるんでしょ？」

「…はぁ。行かなかったらもっとめんどくさそうなんで、行きますよ。」

「ただし、報酬はお金じゃないものでお願いします。」

太「え〜、例えば？」

「…ん〜。一回だけ太宰さんに何でもお願いできる権利、とか。」

太「いーよ。じゃ、決まりだね！」

敦「お金の為お金の為お金の為…」

こうして太宰によって、ほとんど強制的に手伝うことになった敦とAであった。

現実は暗澹たるものと知りながら。→←逃走失敗。

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