爆発？ ページ26
敦side
国「どあぁぁぁぁぁ！太「ぐはっ！」」
国木田さんが太宰さんを蹴り飛ばした。
国「貴様！人を愚弄するのも良い加減にせんか！」
その時、Aちゃんが「あ」と言ったのを僕は聴き逃さなかった。
押さえてる国木田さんが動けば、犯人も動ける訳で。
爆「お前もな！」
国「しまった！」
爆弾のスイッチがまた爆弾魔の手に渡ってしまった。
爆「馬鹿にしやがって！…ホント、異能力者って連中は何処か心が歪だ。」
ﾋﾟｰｯ！
僕が爆弾を見ると、カウントダウンが始まっていた。しかも…
敦「後30秒で爆発！？」
国「お前らっ！」
国木田さんが此方に駆け寄ろうとしてくれたものの、
爆「させるかっ！」
爆弾魔によって押し倒されてしまった。
敦「国木田さん！」
如何する…
そう言えばさっき太宰さんが、何かを覆い被せればある程度は押さえられるって…
敦「何か！何かないか！？」
その時、縛られてるナオミさんの方を見ると、Aちゃんが縄を解いている所だった。
「歩ける？ならなるべく離れて。」
ナ「あ、有難う御座います…」
凄い…じゃなくて、爆弾は！…後十数秒で爆発！？
気がつくと僕は、爆弾の上に覆い被さっていた。
Aちゃんと一緒に。
太「Aちゃん、敦く…！」
「え、ちょ、敦君何して…」
敦「Aちゃんこそ何してるの！？」
「わかんない！」
僕達は二人で抱き合う形で爆弾に覆い被さった。
太「馬鹿！」
国「小娘！小僧！」
嗚呼もう、爆発する…！
…あれ？爆発しない…
するとAちゃんがため息をついて小さく、やられた、と言った。
「偽物だったか…敦君、離れて。」
敦「嗚呼あああああごごご御免なさい！」
僕が急いで離れると同時に、国木田さんがやれやれ、と言った。
国「馬鹿とは思っていたがこれ程とは…。しかも二人ともとは。」
へ？
太「彼等には自 殺嗜癖の才能があるよ。そうは思わんかね、谷崎君。」
谷「ゴメンねェ…大丈夫だった？」
敦「…え？」
ナ「嗚呼〜♡お兄様♡」
ナオミさんの体当たり？が谷崎さんに激突する。
ナ「大丈夫でしたか♡？」
敦「ええええ…」
ナ「嗚呼♡悪いお兄様も、すっごく素敵でしたわ♡縛られて、脅されて、私もうたまりませんでした♡家に帰ったら、続きをして下さいますね♡」
まさか…
敦「バイトさんもグルって事ですか…」
国「小僧、小娘。恨むなら太宰を恨め。さもなくば、仕事斡旋人を間違えた己を恨め。」
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みーちゃん(プロフ) - Kさん» 有難う御座います！ (2023年3月21日 22時) (
レス) id: a7af126f59 (このIDを非表示/違反報告)
K - ゲームが上手い人って憧れますよね！応援してます！ (2023年3月21日 20時) (レス) @page30 id: 3ab525940f (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - 結愛さん» 有難う御座います！ コメント嬉し過ぎる… (2023年3月5日 9時) (レス) id: a7af126f59 (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁかわいいいいい文豪さん達が尊い作者さん神だぁぁぁぁ (2023年3月4日 19時) (レス) @page18 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし | 作成日時：2023年2月24日 18時
