その少女、ゲーマーにつき。【文スト】【太宰治】

プレイヤーの正体。 ページ15

NO side

その後敦は情報過多で疲れたのか寝てしまったので、賢治が社員寮まで送った。

そのまま賢治も寮に帰った。

Aは一度マンションに戻った。

太「そう言えば、Aちゃんも異能力、持っていたのだよ。」

国「なに！其れは本当か？」

太「確か、GAME PLEYERと言っていたかな。」

与「そう言えば、あの子の名前、山田って言ってなかったかい？」

太「ええ、そうですよ。」

与「…まさかこんな所で会えるとは、妾は運がいいねぇ。」

国「知っていたのですか？」

与「いやァ、最近、流行っているゲームがあるだろう。」

国「！まさか、山田って…依頼が来てたyamadaというプレイヤーと同一人物か！？」

太「漸く気づいたのかい？国木田君。」

国「五月蝿い！」

乱「…彼女、面白いね。与謝野先生相手に怪我を隠したんだ。」

与「！あの子、怪我してたのかい！？」

国(…危機察知能力は高そうだな。)

与「何か言いたげだねぇ国木田。」

国「いえ、何も。」

太「…もう夜も遅いし、彼女の様子を見てくるよ。国木田君後宜しく！」

そう言うと太宰は走っていった。

国「あ、こら！待て！太宰！」

与「…随分とあの子が気になる様だねぇ。」

乱「だねぇ。」

与謝野と乱歩がﾆﾔｯと笑い乍言った。

国木田は怒鳴っていた。

国「だぁざぁいぃぃぃ！！」

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