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HJ side
次の日がオフだから夜遅くまで仕事があって
その後会社近くのご飯屋さんに行った。
そんなにお酒に強いメンバーはいないけど
明日オフだからか少しはしゃぐみんな。
そんな俺も雰囲気に流されてご飯とお酒が進む。
CB「ヤーヒョンジナ、大丈夫か?」
そう言われた頃にはふわふわしてて。
「大丈夫大丈夫〜」
LK「山登るとか言うなよ。」
HN「また埋められるよ、笑」
「あー、歩いて帰ろうかな〜」
ふわふわする。風に当たらないと車に乗れない気がする。
IN「やめてよヒョン。そのままいなくなりそう、笑」
SM「ちょっと出るくらいなら付き合うけど、」
CB「ヒョンジナ、俺とデートするか?」
「もうほんとみんな黙って。」
寝転がりながらスマホを構うとメッセージが光る。
"ちょっとしか切ってないのによく分かりましたね!"
メッセージとともに拍手しているうさぎのスタンプ。
分かるよ。
飽きるほど君の写真を眺めてるから。
「あー、会いたい。」
ぼそっと呟いた声が意外とみんなの耳に届いたみたいで。
LK「ヤ、誰かスマホとって電話かけなよ。」
HN「ヒョンがやってよ。」
リノヒョンの悪魔の囁きが
完全に酔ってる俺の耳に届くことはなくて。
SM「ハイビクスビー、Aに電話かけて。」
CB「お?ヤー!何で名前知ってんだ!?」
SM「さっき画面見えたから、笑」
そう言ってる間に呼び出し音が鳴る。
"はい、もしもし。"
かかってしまって、相手が出てきてしまったことに
全員が息を呑む。
対して俺は横になってから酔いが一気に回る。
"あれ?もしもーし"
「ん〜?Aの声がする」
"あ、はい、A です。大丈夫ですか?"
「A...なかなか会いに行けないから...
もうAが来てよ...」
それをどう受け取ったのか
"あ、私来月韓国に引っ越すんですけど、"
CB「お!」
でかい声を出すヒョンの口をイエニがおさえたのを横目に
一気に目が醒めた俺はスマホを持って外に出る。
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作者名:み | 作成日時:2023年12月17日 22時