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HJ side
HN「友達？だれ？」
CB「にしては眉間に皺寄ってたけど？」
詰め寄ってくるみんなに圧倒されてスマホを差し出す。
FL「お、日本人？ねえねえ友達はどの子？」
HN「練習生以外で日本人の友達なんていた？」
何も疑問に思わないリクスと
少し引っかかると喰らい付いてくるハニ。
CB「ヤー、この前日本に行った時会ったんだろ！？」
「え？何で、」
CB「インスタに自分の写真があったけど明らかに自撮り
じゃなかったから、誰が撮ったのか気になってた。」
そう、あの時Aが撮った写真をインスタに載せたんだ。
何気に自然体で上手く撮れていて、
自分だけの宝物にしたい気持ちと
誰かに見せびらかしたい気持ちがあったから。
HN「え、そんなのチェックしてるの...」
CB「当たり前だろ。」
ハニに引かれながらも、どやるヒョン。
BC「で？友達は？この男の子？」
いつも通り話がそれていって、
それとなく流せるかなと思っていたところに
軌道を戻すチャニヒョン。
うんざりしながら
そうそう、と適当に返す。
FL「じゃあなんでスマホと睨めっこしてるの？」
CB「そうだぞ！女の子のどっちかだろ！」
うんざりしてきて認める。
CB「どおりで！ここ最近スマホ構う時間が長いし、
部屋にこもって電話してるのもその子か！？」
「別にこもってないけど。」
HN「ん？でもその言い方だと...」
チラッと俺の顔を見るハニ。
FL「好きなの？その子のこと。」
みんなが言いたくても言えない言葉をさらっと言うのがリクス。
「や、そんなんじゃないけど、」
だってAは俺がアイドルだってことも知らない。
たくさんのファンもいて、
恋愛なんてできないこともちゃんと分かってる。
BC「まあまあ！明日は休みもらってるし、
たまにはみんなでお酒でも飲もう！」
一気に曇った俺の表情を察して
チャニヒョンが大きな声を出すと
それにつられてみんなが騒ぎ出す。
BC「ヒョンジナ、話聞いてあげることならできるから。ね？」
ぽんぽん、と肩を撫でてから離れていくヒョンに
すごく救われた気がした。
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作者名：み
| 作成日時：2023年12月17日 22時
