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BC side

目を覚ますと腕の中にいたはずのAはいなくて。

伸びをしてからリビングに向かうと
チャンビナとハナが一斉にこちらを向く。

BC「え、何?おはよう...?」

CB「は〜、ヒョン。なんでソファで寝なかったの?」

HN「俺朝起きてびっくりしたよ、ヒョンがここにいなくて」

2人からの猛攻撃にいたたまれなくなる。

BC「ごめんごめん、Aは?」

CB「ヒョンが大事に大事に抱きしめて寝てたから
助け出したら逃げるように帰って行ったけど?」

思い当たることしかなくて心が痛い。

HN「ヒョン...何したの?」

じとっと見てくるハナの視線を避けるように
シャワーに向かう。


あ、Aのことサナに連絡しとかないと。

シャワーを終えてからいつも通り半裸のまま
サナに電話をかける。

BC「あ、もしもし」

サナ「もしもし〜」

BC「Aのことなんだけど、昨日熱が出て、」

サナ「え!?大丈夫だった!?昨日教えてよ!」

BC「ごめんって。結構ぐったりだったから、その」

サナ「誰がみてくれてたの?メイクオンニとか?」

あ、確かに、他に女性スタッフなんていくらでもいたのに
全く頭の中になかった。

というより、誰かに任せて目の前にいないことの方が不安
だったし、ヌナたちよりは俺たちの方がまだ気を許してるかなとか勝手に思ってたのもある。

BC「あー、その、俺が夜見てたんだけど...」

電話の向こうから大声が聞こえてくる。

BC「ほんとに、あの、変なことはしてない!と思う、」

サナ「は〜まあチャニだから信じてはいるけど...」

BC「弱ってるとこに無理やり色々聞いちゃったけど、
またゆっくりAの話聞いてあげてね、」

サナ「うん、ありがとう。
きっとチャニに話してAも少しは整理できたかもね。」

連絡してみるね、と言われて電話を切った。

そっか、俺も直接熱が下がったかとか聞いてないな、
と思って電話をかけるも空振り。

メッセージで"A、熱下がった?辛かったら行くからね"
と送っておく。

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yuri(プロフ) - この作品が大好きです!更新待ってます🫶🏻 (4月25日 19時) (レス) @page39 id: 1890c5fb44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年2月5日 22時

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