たまにはいいじゃん。 (ページ2)

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木村「ん···迅〜」

松田「ふぇ？」

木村「ね、ぼーっとしてるけど···大丈夫？」

松田「大丈夫だよ。」

木村「いや、どう見ても体調悪いでしょ。」

ましゃ兄にはもう見抜かれてました···。

洸人くんがいないところで聞くのは、ましゃ兄なりの優しさなのかな。

それにしても、完璧に隠してたはずなのに···

リーダー、末恐ろしい。

でも、こんなところで俺はくじけないよ。

こういうのはね、認めた時点で負けが決まるからね。

だからどうか、気づかないふりをしてください！

西「迅〜。おでこごめんな」

松田「急にどーしたの？」

西「ん〜···結構熱くね？」

木村「やっぱり、熱あるんだよ。」

ましゃ兄がどうやって説得しようかと考え倦ねていたとき、

洸人くんの手が、すーっと俺の額に伸びてきていた。

そもそものところ、突然現れてきたからガードなんて

できる時間もなく、普通に熱があることが速攻バレてしまった。

これ、みんなと焼き肉いけないんじゃね？