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慧「…っ、はぁ」
泣きながら高木との部屋に戻ってきた自分。
心の中ではもう高木との最後を決めてる今
なんかもう、お通夜みたい。
好きって思いをなくしたいと思ったところで変わらないから辛いのに
あっちがもう冷めてるなんてこうなると恋愛って本当に皮肉だよ。
電気も付けず、うずくまって、高木の帰りを待った。
…カチャリ、静かにドアノブが回された夜11時、あの男と会ってから4時間半後だった。
そっと足音を立てないよう歩いてくる気配がする。
雄「ぅわっ、びっくりした！まだ起きてたの？…ただいま」
鞄をいつものようにクローゼットに入れてるけど
その声色は焦ってるのがバレバレで
俺は高木の顔も見れないまま、唇を噛み締めた。
慧「…っ、ねぇ。もう別れよっか」
雄「えっ、急に何？何かあった？」
バレてないと思うと人はこんなにも平気で嘘をつけるものなんだと
フッと乾ききった笑みすらこぼれる。
慧「ねえ、高木残業じゃないでしょ。どこ行ってたの？」
俺がずいと立ち上がり詰め寄ると高木は
��えっと、それは…��と突然言葉を濁した。
慧「そういう事だよ。じゃ…さよなら」
そう言い放つと
雄「待っ…」
咄嗟に掴まれる手首を思い切り振り払い
振り向きもせず、高木の部屋を飛び出し走った。
雄「待って！！！」
バタンと扉が締まる途中
高木の声を背中に聞いた気がした。
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ありぱん(プロフ) - ねんちーさぼんさん» ありがとうございますー！！これからも頑張ろうと思います♪♪めちゃ嬉しいです！ (2018年11月20日 20時) (
レス) id: 7fd86f8392 (このIDを非表示/違反報告)
ねんちーさぼん(プロフ) - ありぱんさん» コメント読んでくれて嬉しいです！お互い頑張りましょう！これからもありぱんさんの小説を読みたいと思います！ (2018年11月20日 16時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - マミーさん» はじめまして！コメントありがとうございます！マミーさんの感想、嬉しすぎてどうしよう。笑、頑張ります！力湧いてきました！ありがとうございます！ (2018年11月20日 10時) (レス) id: 7fd86f8392 (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - ねんちーさぼんさん» ありがとうございます！他にもたくさんコメント下さりましたよね？？すごく、嬉しいです♪♪お互い頑張りましょうね☆ (2018年11月20日 9時) (レス) id: 7fd86f8392 (このIDを非表示/違反報告)
ねんちーさぼん(プロフ) - 凄く面白いお話でした！私もありぱんさんを見習ってお話を書くのを続けてみようと思います！ありがとうございました (2018年11月19日 23時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2018年11月16日 15時
