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〇保健室の先生 ページ22
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あまりにも痛くて耐えられず向かった保健室。
慧「け、けーと…いる？」
腹を押さえながらなんとかガラガラと扉を開けると
くるりと椅子を回転させた、先生。
よく保健室に来てたせいで仲良くなって、俺はけーとって呼んでる。
圭「っ、いのちゃん！？どうしたの？」
けーとは俺の様子を見るなり慌てた様子で飛んできて俺の体を支えた。
慧「ちょ、痛くて」
圭「ベッド横になって！歩ける？俺が支えるから肩つかまって！」
心配性な所があるけど、優しくて面倒見がいいの。
ここだけの話山田の事を気に入ってるらしい。
恋愛の好きとかじゃなくて、可愛いんだってさ。
慧「…りがとね、」
支えられながらベッドに横になり
ふわ、と薄っぺらい布団を掛けられた気がした瞬間には
俺はもう、すぅと眠りについてた。
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2018年10月20日 15時
