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引越し ページ20







7階建て
オートロックではない茶色の小さなマンション
そこの102号室が光の部屋。





1LDKの、見た感じごく普通な暮らしだった。






宏「ここでいいよ」

慧「一緒に運ぶって。箱でっけーし」





光のマンションの前に車を停めて行く気満々な伊野尾に
膝に置いてたリュックをしぶしぶ背負いブーブー言いながら助手席を降りる。





慧「あーもーうるっさいな。そっち持って」





そういえば伊野尾は謎のお兄ちゃん感を出してくることがちょいちょいあった。





荷物を足で支えつつなんとかインターホンを押すと、小さくはーいと言いながら
ガチャリと開けたドアから身を乗り出した光。





慧「どうも、やぶの友達の伊野尾ですー。こいつが1人じゃ持てないって言うんで」


光「そうでしたか、じゃあ」





光があの辺りに置いてと指をさした場所に2人して息を合わせつつ、よいしょと段ボールを下ろした。





光「伊野尾さん、よかったらお茶でも飲ん」

慧「いや俺この後友達と約束あるんで大丈夫です」






まだ喋ってた光を手のひらで制しながら敵対心丸出しの顔で部屋をジロジロ見回してる伊野尾

その態度にめちゃくちゃ不安そうな顔でウロウロ戸惑ってんだろう光





と、その2人の顔を交互に見ながらハラハラする俺






宏「ひ、光は幼稚園の先生なんだよ、なぁ?!」

光「あっはい。子供が好きで、ずっと先生になるのが夢で」






俺は光が悪い奴じゃないと伊野尾を安心させたかっただけなのに
伊野尾の顔つきはさらに険しく悪化した。

動揺→←君のためなら-hk-



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ありぱん(プロフ) - Kumiko Matumotoさん» ありがとうございます…!描けるか分からないですが、やってみます…!! (2022年1月26日 11時) (レス) id: ee8217d4b5 (このIDを非表示/違反報告)
Kumiko Matumoto(プロフ) - すごく読みやすく一気に読んじゃいました!是非続編を書いて貰いたいです!結ばれてからの2人を読みたいです! (2021年12月10日 1時) (レス) @page50 id: ec448a82c0 (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - Rionさん» 知ってましたか!はるたんですwちなみにわたしは牧派です♪♪いえいえ!ありがとうございます☆彡.。 (2018年11月27日 11時) (レス) id: 7fd86f8392 (このIDを非表示/違反報告)
Rion(プロフ) - ありぱんさん» 知ってます!!私もハマっていました。ハルたんですよね?w教えていただきありがとうございます! (2018年11月26日 23時) (レス) id: 965d05da12 (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - Rionさん» 嬉しいです!ありがとうございます!ドラマは『おっさんずラブ』です!知ってますか?? (2018年11月25日 8時) (レス) id: 7fd86f8392 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ありぱん | 作成日時:2018年10月14日 12時

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