知らないままじゃ始まらない-yb.hk-

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出会ってから一年以上
付き合ってからはまだ少し






いけないことをするにはまた早すぎるってわかってる。
大事な人は自分で大事にしなさいと小さい頃から親に言われてきたんだ。






本当はしたい。あーでもだめ。
けど俺は男だ！
いや、男だからこそ耐えろ






そしてまた襲ってくる葛藤






だって光がめっちゃ引っ付いてくんだもん。
薮くん耐えるのに必死なうです。






光｢…ねーぇ｣


薮｢ん？｣


光｢薮くん、ぎゅってして？｣


薮｢ほい｣







そんな俺を知ってか知らずか







ばっきゅんばっきゅん遠慮なしに素早い弾を立て続けに打ってくる光が憎い。

いや、可愛いけど憎い！

これが可愛さ余って憎さ百倍ってやつか？






くっそ…めっちゃ体密着させてくんじゃん






するんと足まで絡めてさ。






こんなんただの生殺しだよ






光のバカ野郎。







薮｢あのねぇ光、ちょっといい？｣

光｢なぁにー？やぷくん｣






ちょいちょい俺の名前噛むのとかもくっそ可愛いんだよバカ野郎






薮｢…いや別に、呼んだだけ｣






んーまぁこんな光も可愛いからこのまんまでいっか、ってね。

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