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家に入るともうすぐ5時半っていうのに家の中は暗く
さっきまで明るかったせいか
寂しさが急に、ぶわっと募り、溢れた。







テーブルの上には、゛遅くなる゛と置き手紙







慌てて踵を踏んだまま玄関を飛び出した






大「いのちゃん、待って!」

慧「ふぇ、どうしたの?」







もう自分の家のドア開けたとこなのに
ほら、こうやってすぐ反応してくれる所
好きだって言ったじゃん。







慧「大ちゃんって昔から寂しがり屋だったもんね」

大「んな事ねーよ」







西日に照らされながら






あのバレンタインの日みたいにベッドに腰掛けて、
足をぷらんぷらんと揺らすいのちゃんが

突然俺の膝の上に、よいしょと乗っかった。






慧「わ、この感じ、懐かしーい」

大「だね」






きゃっきゃとはしゃぐいのちゃんと笑い合ってるだけで

しあわせだった…はずなのに






何故だろうね。
一人ぼっちになった気がして、寂しかったんだ。







何か繋がりが欲しかったんだと思う。







だからなのかな。
あの日勇気がなくて掠める事しか出来なかったキスをここでしようと決めた。







大「慧…あの日のリベンジ、してもいい?」







つん、と鼻先が触れる至近距離で
いのちゃんは、首を傾げた。






慧「…あの日?」






いのちゃんが傾げた首と反対に首を傾けて






返事も聞かずに、唇をそっと、押し当てた。






窓の外は、夕焼けが少しずつ夜空に変わろうとしていた。

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ありぱん(プロフ) - 月さん» なるほど!理解しました!わざわざありがとうございます! (2018年3月17日 17時) (レス) id: 45ce99767c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありぱんさん» ありがとうございます。ですがいのありが好きで見てる方もいると思いますし、ありいのが地雷だという方もいるのでよければ変えていただきたいです。BLとはそういうものなのでよければ理解していただきたいです、、。よろしくお願いします。 (2018年3月17日 14時) (レス) id: c9aecb8f6b (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます!わたしの中でいのありはいのありでしかなくて...やぶひか、と同じ感覚です。よくわかないですよね?ただどっちがとか関係なくて、いのありとしか呼んでないのです。すいません...! (2018年3月16日 19時) (レス) id: 45ce99767c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして!こちらの作品はありいのですか?ありいのでしたらタイトルをinarではなくarinに変えた方がいいと思います! (2018年3月13日 16時) (レス) id: c9aecb8f6b (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 苺米さん» はじめまして!コメントありがとうございます☆その解釈だとありいのでしょうかー??応援ありがとうございます!! (2018年3月8日 23時) (レス) id: 356b78428f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ありぱん | 作成日時:2018年3月7日 11時

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