39 ページ39
・
゛うらをかく゛
もしかしたら、今は立ち入り禁止になってるキャンプ場の奥にいるのかも
そこに向かいながら考えてた。
いのちゃんなんてわがままだし
すぐ泣くし
俺を困らせてばっかし。
かと言って俺が困ってる時なんか
困ってる時なんか…
゛大ちゃん!大丈夫?゛
いつも手を差し伸べてくれた………
俺が泣いてる時は
優しく頭を撫でてくれたっけ…
いつも大ちゃん大ちゃんって、俺の事考えてくれてた。
1人でも寂しくないと思ってたけど違う、いのちゃんがいてくれたからだ。
だって俺…今、いのちゃんがいなくて寂しい。
大「っ…、いのちゃんどこ?謝るから出てきて!」
知らないカップルにジロジロ見られ
子連れの家族とすれ違った時、小さな子供が俺を指さして言った。
「あー!あのお兄ちゃん泣いてるー」
大「っ、…」
俺はお兄ちゃんよりも強くなってやるって、
もう絶対泣いたりするもんか!って
いつからかずっと、思ってたのに。
大「…いってぇ、目に砂入ったー!」
たからもう会わないだろうその存在にも大声で強がって
逃げるように背を向けた。
辿り着いたキャンプ場は、しんと静まりかえってる。
境目のようにピンと張られた黄色いロープ
入っていいのか迷いながら
ゴクリと意を決した瞬刻、思いきって飛び越えた。
233人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありぱん(プロフ) - 月さん» なるほど!理解しました!わざわざありがとうございます! (2018年3月17日 17時) (レス) id: 45ce99767c (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - ありぱんさん» ありがとうございます。ですがいのありが好きで見てる方もいると思いますし、ありいのが地雷だという方もいるのでよければ変えていただきたいです。BLとはそういうものなのでよければ理解していただきたいです、、。よろしくお願いします。 (2018年3月17日 14時) (レス) id: c9aecb8f6b (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます!わたしの中でいのありはいのありでしかなくて...やぶひか、と同じ感覚です。よくわかないですよね?ただどっちがとか関係なくて、いのありとしか呼んでないのです。すいません...! (2018年3月16日 19時) (レス) id: 45ce99767c (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - はじめまして!こちらの作品はありいのですか?ありいのでしたらタイトルをinarではなくarinに変えた方がいいと思います! (2018年3月13日 16時) (レス) id: c9aecb8f6b (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 苺米さん» はじめまして!コメントありがとうございます☆その解釈だとありいのでしょうかー??応援ありがとうございます!! (2018年3月8日 23時) (レス) id: 356b78428f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ありぱん | 作成日時:2018年3月7日 11時