35 ページ35
・
俺の頭に浮かんできたキラキラの笑顔とは違い
少し緊張したような笑顔で知念くんの前へ足を向けた山田。
涼「俺イチゴ超好きで!甘くてでっかいの選ぶんで一緒に食べましょ!」
侑「ん、いいよ!…いのちゃんの願い聞いてからね」
゛で、願いは?゛
そのままマイクを真似たグーの手を2人から向けられたいのちゃんが、人差し指で耳の上あたりをポリとしながらポツリと口にしたのは
慧「………ンプ」
それはあまりにも自信のなさそうな小さな声。
侑「ん、何?優勝したんだから堂々と!」
そしたらいのちゃん、さっきまでは捲ってたずる袖の中で
見てわかるくらい強くグーを握ってこう言った。
慧「キャンプ!ここのキャンプ場で!」
そう、ここはたまたまキャンプ場が確かに隣接してる。
だけどこれには
侑「えっ」
涼「は?」
聞いてたみんなが言葉を失ったんだと思う。
俺以外。
大「何言ってんだよ、無理だって!」
俺が予約したから分かる。
゛キャンプ場あり!゛の文字は家のパソコンで確かに目にしてた。
慧「な、んで…」
ただそれには時期が早い。ほんとにただそれだけなのにいのちゃんは
慧「何でそんなに嫌がるの?…嫌いなら嫌いって言えばいいだろ!」
そう吐き捨てて、まさか腰の高さくらいになってるイチゴの下のパイプをしゅっとくぐり抜け
大「あっ、」
そのままどこかへ走り、また俺を困らせた。
233人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありぱん(プロフ) - 月さん» なるほど!理解しました!わざわざありがとうございます! (2018年3月17日 17時) (レス) id: 45ce99767c (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - ありぱんさん» ありがとうございます。ですがいのありが好きで見てる方もいると思いますし、ありいのが地雷だという方もいるのでよければ変えていただきたいです。BLとはそういうものなのでよければ理解していただきたいです、、。よろしくお願いします。 (2018年3月17日 14時) (レス) id: c9aecb8f6b (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます!わたしの中でいのありはいのありでしかなくて...やぶひか、と同じ感覚です。よくわかないですよね?ただどっちがとか関係なくて、いのありとしか呼んでないのです。すいません...! (2018年3月16日 19時) (レス) id: 45ce99767c (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - はじめまして!こちらの作品はありいのですか?ありいのでしたらタイトルをinarではなくarinに変えた方がいいと思います! (2018年3月13日 16時) (レス) id: c9aecb8f6b (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 苺米さん» はじめまして!コメントありがとうございます☆その解釈だとありいのでしょうかー??応援ありがとうございます!! (2018年3月8日 23時) (レス) id: 356b78428f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ありぱん | 作成日時:2018年3月7日 11時