エピローグ ページ48
SideK-回想-
慧「せんせーさよーなら」
先生「さようなら、慧くん!」
母「帰ろうね」
僕は、おかあさんの笑顔がだいすきだった。
だけど僕が小学生の時
慧「あ、お母さーん、おかえりー!」
母「慧!!!!!」
道路に飛び出した僕を庇って死んで以来
父も家を出て行き
僕は親戚の家に引き取られた。
叔母「ぎゃーぎゃーうるさいんだよ」
何もしてなくても怒るおばさんは…
首を絞めてきたり
無理やり腕を引っ張って外に出すから
だいきらいだった。
慧「ごめんなさい!おばさん開けて!ごめんなさいごめんなさ…うぅっ」
泣いてる僕を見つけて
いつも優しく慰めてくれたのは
隣のおうちのお兄ちゃんだった。
名前は和也だったかな。友達からは亀って呼ばれてた。
和「泣くな。おれんち来いよ」
慧「えぐっ…う、うん」
僕の初恋は、お兄ちゃんだったね。
いつも優しくしてくれて
その時中1だった僕に
慧「あっ…お兄ちゃ…そん…ぁっ…」
色んなことを教えてくれたよね。
僕が叔母さんの家を出てお兄ちゃんと会えなくなってから
数年後、出会ったのが雄也なの。
どことなく…
お兄ちゃんに似てる雰囲気に惹かれたんだ。
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ありぱん(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます!嬉しいです☆いのあり書きますね。またよかったら来てやってください! (2018年2月28日 8時) (レス) id: 356b78428f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 衝撃的なラストでしたが、どうなるのか気になって一気に読んでしまいました!面白かったです!いのありちゃんのハッピーエンドなお話もぜひ読んでみたいです(^^) (2018年2月28日 3時) (レス) id: ec1bc36ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ありぱん | 作成日時:2018年2月16日 23時