ありがとう ページ5
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店内の涼しさのおかげで汗は止んだけど
代わりに変な汗かいた。
アイスカフェオレを飲み終えるまで
働いてる君の姿を
何度目で追ったか分かんない。
゛俺、伊野尾慧。君は?゛
アイスカフェオレを運んできてくれた君が
周りにバレないようにコソッと教えてくれた名前
耳元で響く声を心の中で繰り返すたび
まるでたくさんの宝石みたいにキラキラと輝く。
これじゃまるで、片思いする学生じゃんか。
人並みに恋してきたはずなのに、俺にもこんなピュアな一面があったなんて。
けど、久々に感じた胸の高鳴りが
俺に元気と勇気を与えてくれたのは確か。
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慧「ありがとうございましたぁ」
支払いを済ませた時
ふんわり笑顔でレシートと共に渡された小さな紙切れに気付き
大「うお、ありがとう!」
思わず出ちゃったでかい声でお礼を言って
この出会いを噛み締めるように
ぎゅっと手に握りしめた。
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ありぱん(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます!嬉しいです☆いのあり書きますね。またよかったら来てやってください! (2018年2月28日 8時) (レス) id: 356b78428f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 衝撃的なラストでしたが、どうなるのか気になって一気に読んでしまいました!面白かったです!いのありちゃんのハッピーエンドなお話もぜひ読んでみたいです(^^) (2018年2月28日 3時) (レス) id: ec1bc36ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ありぱん | 作成日時:2018年2月16日 23時