僕とお父さん ページ7
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ここのお化け屋敷…
すごく古くて…お化けいる気がする！
わくわくしながら歩いてく僕と、ゆっくりじりじりと歩いてるお父さん。
侑「ちゃんと僕についてきて」
父「でも侑李、父さん前がよく見えな…」
僕はお父さんのサングラスに背伸びして手を伸ばし、くんと引っ張って外した。
父「あ、見えるぞ！」
…ばかなのかな？
侑「僕先に行くよ」
そう言い放ってスタスタと歩き出してしばらく
突然お父さんのすがるような��う、ぁぁあ��っていう小さな悲鳴が聞こえた。
振り返るとお父さんはジッと動かないまま泣きそうな顔で僕に手を伸ばしてた。
父「ゆ、うり…待っ…」
侑「どうしたの？」
てくてくと歩いて戻るとお父さんは左の足首を力強く掴まれてる。
寝そべってて顔ははっきりとは見えないけど、髪が長くてたぶん女の人みたいだ。
侑「こら。手離してあげて？」
しゃがんで、お化けの手を離すためにお父さんの足首を払った。
お化けは大人しくフッて離したと同時にスーって立って僕の頭を
ナデナデ、としてくれた。
感じたのは冷たさだけだったけど
冷たい空気をフワッて頭に残して、お化けは消えた。
僕に微笑んだように…見えた。
久しぶりにお化けに会いたい僕の願い、叶ったり！
だから機械的な驚かしには僕は動じない。
プシューーーーーッ！！
侑「ぎゃっ！」
…今のはほら、突然の音と急に出てきた空気砲に驚いただけだから。
出口に着いた時、お父さんはヘロヘロになってたけどね。
侑「次、あれ乗ろ」
僕が指さしたジェットコースターを見てお父さんは、
引きつった笑顔で躊躇いながらも頷いた。
小さめな遊園地だからそんなに混んでないけど少し並んでる。
その間に雄也にメッセージ送ろうって思ったら、雄也から届いてたメッセージ。
��さっきモデルやらないかってスカウトされたんだけど！！これマジかな？やべぇ��
え、雄也…モデルなんてやったら
僕だけの雄也じゃなくなっちゃうじゃない
��怪しい。やめとけば？それに雄也にモデルは似合わないよ��
躊躇いもしずにそう送って、拭えない不安は
お尻のポケットにぎゅっと強く押し込むようにした。
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ありぱん(プロフ) - きゃらめるさん» ずっとコメント下さってありがとうございます、すごくうれしいです！山田くんイケメンでしたか？よかった（笑）やった！私も大好きです♪ (2017年4月2日 13時) (
レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる - 完結おめでとうございます！もう、最後にでできた山田先輩がイケメンすぎてそこに驚いてます（笑）それよりこのお話がなくなるのは寂しいですがまた面白い話を描いてください！これからも大好きです！ (2017年4月2日 12時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - けーた。さん» ふふ、ありがとうございます！なんだかだらだらとつまらないんじゃないかと自分でも思えてきて(笑)読んで下さってコメントまで頂けて嬉しかったです☆本当にありがとうございました♪♪ (2017年4月1日 11時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - えぇぇ?!…目次に見えた最終話の文字に動揺しお話読んであぁ 完結してしまった…としばし放心…。でもここまで続けて下さったし…ゆとけとも書いて下さったし…と言い聞かせてます苦笑。楽しみがなくなるのは寂しいですが…素敵なお話をありがとうございました(*^^*) (2017年4月1日 10時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - けーた。さん» こんばんは！けーたさんのために書きました！でも甘々じゃなくなってしまいました(笑)コメント本当に嬉しい！ありがとうございます☆ (2017年3月28日 0時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2017年3月12日 14時
