おばあちゃん… ページ11
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車の中で雄也にメッセージ送ろうとしたけど
��モデルなんてやって欲しくない��
それ以外の言葉が出てこない。
また躊躇ってる指は
��嫌いだよ…僕の事好きならやめてよ��
可愛くない僕の醜さは
僕かモデルか選べなんて最低な事を思ってる。
これを送ったら雄也は何て言うのか、知りたい
僕の躊躇ってた震える指は、��送信��を押した。
でもやっぱり怖くてホームボタンを押してすぐ電源ボタンまで長押しした。
真っ暗なスマホの画面に安心するなんて
僕にはスマホなんてまだ早かったのかな…
・
通りがかったお花屋さんで桃色とムラサキ色の花束を作ってもらった。
桃色は僕の好きな色。ムラサキ色はおばあちゃんが好きな色。
白いかすみ草がその後ろで揺れてる。
侑「ふふっ可愛い」
着いた病院は何だか小さな所
僕が知ってる所じゃない。
さっきのお父さんの言葉に少しだけ感じてた不安がぷくっと膨らんだ風船のように大きくなった。
父「…行こう」
僕は不安を隠すように可愛い花束をきゅっと胸元に握りしめた。
お父さんの背中を追いかけやってきた病室は、小ぶりな個室
コンコン、とするとそれまで聞こえてた陽気な鼻歌が突然止んだ。
父「お義母さん…入りますね」
扉をスライドしたお父さんの後ろから足を踏み入れると
パジャマ姿でベッドに寝転がっていた体をよいしょと起こしたおばあちゃん。
お「あらあら…どちら様？」
侑「おばあちゃん、侑李だよ！分からないの？」
おばあちゃんはうーんと考え込んでやっと、やっと、��あっ��て顔をした。
「あぁ、ゆうりかい。ちょっとこっちに来て」
近づいてお花を渡すとお花はぽんと横に雑に置かれた。
お「ゆうり、私ちょっとおトイレなんだけどいいかい？」
え…返答に困った僕は咄嗟にお父さんを振り返る。
お父さんは複雑な顔で首を横に振った。
侑「…トイレ行きたいの？」
お「うん。ベッドから下ろして」
そう言いながら僕に両手を伸ばした。
えっ抱っこ？そりゃさすがに無理だよ…
侑「っ…お父さんっ」
僕の声にやってきたお父さんがおばあちゃんを支えて下ろし、そのままトイレに連れてった。
その反動で花束はボスンとベッドの向こうの床に落ちた。
…
何も言わずに拾ってまた枕元に置いておいた花束は
戻ってきたおばあちゃんによって雑にどかされドサッと床に落ちた。
何これ？悲しい…
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ありぱん(プロフ) - きゃらめるさん» ずっとコメント下さってありがとうございます、すごくうれしいです！山田くんイケメンでしたか？よかった（笑）やった！私も大好きです♪ (2017年4月2日 13時) (
レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる - 完結おめでとうございます！もう、最後にでできた山田先輩がイケメンすぎてそこに驚いてます（笑）それよりこのお話がなくなるのは寂しいですがまた面白い話を描いてください！これからも大好きです！ (2017年4月2日 12時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - けーた。さん» ふふ、ありがとうございます！なんだかだらだらとつまらないんじゃないかと自分でも思えてきて(笑)読んで下さってコメントまで頂けて嬉しかったです☆本当にありがとうございました♪♪ (2017年4月1日 11時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - えぇぇ?!…目次に見えた最終話の文字に動揺しお話読んであぁ 完結してしまった…としばし放心…。でもここまで続けて下さったし…ゆとけとも書いて下さったし…と言い聞かせてます苦笑。楽しみがなくなるのは寂しいですが…素敵なお話をありがとうございました(*^^*) (2017年4月1日 10時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - けーた。さん» こんばんは！けーたさんのために書きました！でも甘々じゃなくなってしまいました(笑)コメント本当に嬉しい！ありがとうございます☆ (2017年3月28日 0時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2017年3月12日 14時
