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そんな遠くにある意識のもっと遠くで救急車のサイレンが鳴り響くのをボーッと聞いた。
なんならいっそ俺の心の中に到着して
俺の心ごと持って行ってくれればいいのに。
頭の片隅でチャイムが鳴っても動けず廃人のように座り続けるこんな俺に声をかけてくる奴なんて誰もいない。
そう思っていた時
「伊野尾 雄也くん、ちょっといいですか」
視線を向けると、今授業をしてたんだろう先生が教壇から俺を見ていた。
ガタン、
椅子を足で下げて立ち上がり歩いていくと
��ちょっと��って廊下に連れ出された俺
やべぇ授業ちゃんと受けてなかったからな
そしたら��保健室の先生が話があるそうですのですぐ行ってください��って言った先生
少し髪の薄い頭から目を逸らすようにしてた俺は後ろから遠慮なく背の低い頭を見つめて
わけもわからず、保健室への道を歩いた。
コンコン…
��どうぞ��の声にガラと開けた扉の先
女先生がくるんと椅子を回転させて俺を手招きした。
先生「わざわざごめんね、伊野尾くん」
申し訳なさそうに俺を見上げる女の先生
いや、何このいかがわしいビデオみたいなシチュエーション…
コクリと喉を鳴らした矢先、だった。
先「さっき病院から連絡があって岡本くんが車と接触したって。あなたの名前を呼んでるみたいだから授業後にでも、行ってあげてくれない？」
雄「…え？」
呆然とする俺の手に無理やりぎゅうと握らされたプリント用紙の裏紙の切れ端
そこには、病院名と部屋番号が書かれていた。
雄「ちょ、先生もっと詳しく教え…」
先「詳しい事は分からなくて。今日は忙しいしもう戻って？私は体調崩して寝てる生徒の様子見てこなきゃ、」
そう言ってシャッと少し開けたカーテンからベッドを覗き込んだ。
先「あら起きてたの？体調はどう？知念くん」
侑「まだ、少し…だるいです」
…侑李？
間違いなく、愛しい侑李の声がした。
こんな時なのに俺の心臓はドキンと跳ねた。
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ありぱん(プロフ) - きゃらめるフラペチーノさん» 嬉しいです！知念くんは、ツンデレだったりするのかも、です（笑） (2017年2月18日 13時) (
レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるフラペチーノ - たかちねちゃん可愛すぎました！！ちねちゃん強いですね（笑）！！ (2017年2月18日 13時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 優子さん» またコメントくれてありがとうございます！そう言って貰えると嬉しいです！更新頑張りますね！ (2017年2月18日 10時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。続きが気になります。 (2017年2月18日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2017年2月17日 4時
