38、cn ページ41
・
昨日、色々１人で考えてた。
とりあえず雄也が机に書いてくれてた落書きのね、返事を書こうかなって思って
今日は１時間も早く学校に来たの。
僕は周りに誰かいたらきっと書けないもの。
��侑李に会えてめっちゃ幸せ。
嬉しくて嬉しくて言葉に…する。俺は侑李とずっと一緒にいたい。侑李は？��
僕が歌った歌の歌詞に似た、愛の告白にも似た落書き、疑問形付き
何でサインペンで書いてくれなかったの？なんて考えながら
軽いスキップでウキウキと向かった。
雄也の教室に着いた時
誰もいないと思ってた教室に見えた、たった１人の姿
僕は目を疑った。
だって、誰かが雄也の机に顔を埋めて両手で抱きしめながら…ヒックヒックと泣いてたんだもん。
侑「ッあの、大丈夫ですか？」
圭「ひっ…、」
顔を上げガタンと椅子を鳴らして驚いたそいつは…雄也にキスをしたやつだった。
さっきまで心配してたはずの僕は、あからさまにむっとした顔をしたと思う。
そしたら涙を拭いながらそいつは、ふぅと息を整えて言ったんだ。
圭「大丈夫、ごめん。この机の人と昨日したえっちが忘れられなくて淋しくなっちゃっただけ」
は？えっち？何言ってんの、嘘ばっかり
そう思う裏側で僕はもう心臓がグシャりと潰された感覚。
痛いなんてものじゃなかった。
地に足がついてるのが不思議なくらいだった。
だけど、悔しいじゃない？僕はご存知の通り、負けず嫌いですから。
侑「…あらそう。雄也が好きなのは僕だよ。君…かわいそうに」
途端そいつはブワッて涙をこぼして…教室を出て走り去って行った。
…僕は最低だ。
自分が言われて嫌だった言葉を他の人に向けるなんて。傷つくの分かってて言ったんだ。
自分がこんなに醜い奴だったなんて知らなかった。
雄也の事になると僕は…僕じゃないみたい。
全く煮え切らない気持ちでポケットから取り出した洗いたてのハンカチで
雄也の机を強く強く拭いてから、腰掛けた。
本当に僕、嫌な奴になっちゃった
辛いよ。苦しい。雄也、早く来て…
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありぱん(プロフ) - きゃらめるフラペチーノさん» 嬉しいです！知念くんは、ツンデレだったりするのかも、です（笑） (2017年2月18日 13時) (
レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるフラペチーノ - たかちねちゃん可愛すぎました！！ちねちゃん強いですね（笑）！！ (2017年2月18日 13時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 優子さん» またコメントくれてありがとうございます！そう言って貰えると嬉しいです！更新頑張りますね！ (2017年2月18日 10時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。続きが気になります。 (2017年2月18日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ありぱん
| 作成日時：2017年2月17日 4時
