11、ym ページ12
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山田涼介、高校三年生。
この学校にいる数少ない女の子達は
…全員俺の彼女。
その中でも１人は本命。今日はまだいないけど。
彼女達と戯れていると突然、
蜂がブーンと飛んできた。
手で払いながら��あっち行け��と言った時
女の子の輪の外から俺より背の低い男が息を切らして現れた。
と、突然手首をパシンと掴まれてさらわれる俺。
涼「ちょ、」
そいつは物凄いスピードで下駄箱へ向かい足で器用に靴を脱いで俺を見た。
侑「早く！」
涼「ちょっと待てよ…お前、誰？」
そいつは��ち、ね、ん��と大きく名乗ったあとで
��ちねん…ゆうりです��と小さく呟いた。
きりりとした太い眉は
女の子みたいなかわいらしい目をちゃんと男の子に見せていた。
侑「困ってたみたいなので。早く逃げましょう！」
涼「あー…あれ全員俺の、彼女だよ？」
侑「…へ？」
すっとんきょうな声をあげて、ちねんは肩に乗せてたはずのバッグを
ゆるりとほどけた腕からドサッと落とした。
思わずバッグとちねんの顔を交互に見回す。
ちねんは向こうの壁のどこか１点を見つめているようだった。
涼「おーい！バッグ落としたけど？」
侑「し、つれい、しました」
ボソボソと声に出してバッグを拾わずにくるりとスタスタ歩き出すちねん。
涼「いや、だから、バッグ！」
靴を履いたままの俺を置き去りにしてちねんは階段を登って行った。
ちくしょ、何で俺が！
慌てて靴を脱いでバッグを片手に拾うと、ちねんの後を急いで追った。
2階についたところでその背中に手を伸ばす。
涼「…っ、ちねん！」
ゆらり振り向いて��あ��と俺の手元のバッグを受け取り、ちねんはそのまま歩いていった。
何だぁ？あいつ。
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ありぱん(プロフ) - きゃらめるフラペチーノさん» 嬉しいです！知念くんは、ツンデレだったりするのかも、です（笑） (2017年2月18日 13時) (
レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるフラペチーノ - たかちねちゃん可愛すぎました！！ちねちゃん強いですね（笑）！！ (2017年2月18日 13時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 優子さん» またコメントくれてありがとうございます！そう言って貰えると嬉しいです！更新頑張りますね！ (2017年2月18日 10時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。続きが気になります。 (2017年2月18日 8時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2017年2月17日 4時
