カーテン ページ32
＿宝石店のオーナーの続き＿
いつものように、勢いよく開けるカーテン
太陽の光は眩しい朝を教えてくれる。
バタバタと学校へ行く4人の子供を玄関で送り出し
〜♪
そらは、いつものように鼻歌を歌いながら
泡たっぷりにしたスポンジで食器を洗っていた。
2つずつ歳の離れた、育ち盛りの男の子が4人
洗濯もたくさん
洗い物もたくさん
おもちゃもたくさん
それはもう、戦争のような毎日に
1人になれた瞬間は、
ほんの少しだけ…ホッと肩を撫で下ろす。
同時にしんと静かな家は少し寂しくて
鼻歌を歌ったり
テレビも消せないでいる。
そんな普通で目まぐるしい日々に
…それは、唐突に、やってきた。
��プルルルルルル、プルルルルルル��
携帯ではなく家の中に響くのは、早く出なさいと言われているような電子音
家に電話をかけてくるのはほぼ学校。時々光。たまにセールス。
そらは泡だらけの手を急いでゆすいで、小走りで受話器に手を伸ばした。
そら「はい、八乙女です！」
��…。��
あれ？
もしかしたら聞こえていなかったかもしれない、そう思い受話器を口に近づけた。
そら「八乙女、ですけど…」
��…。
…もしもし��
不自然な沈黙の相手は
消せないでいるテレビから時々流れている午後のサスペンスドラマでよく見る、不気味な機械の声。
反射的に目をやった、カーテンの外
不審な人影が見えた気がした。
＿＿＿＿一瞬で背中が凍りつく。
さっき子供たちは学校へ行ったばかり。
もしかしたら不審な人影の目の前を通ったかもしれない。
じわり、受話器を握る手が汗ばんで
ハっと息を飲んだ。
��旦那の秘密を知っている。誰にも話さずポストを見ろ��
ツーツーツー…
その不気味で不穏な電話は、一方的に、切れた。
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ちゃぴ - なるほど。理解力なさすぎてすいません。 (2018年4月17日 7時) (
レス) id: 5a53f9baf1 (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - ちゃぴさん» 分かりづらくてすみません。好きというか、結婚してしまう事で遠くに行っちゃうような寂しい気持ちになったんです。圭人は隣にいたので、泣いてるのが見えたんですよー (2018年4月16日 18時) (レス) id: 45ce99767c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃぴ - 伊野ちゃんって櫻井くんのことが好きな設定でしたっけ？忘れてたらすいません。なんで圭人だけ知ってるんでしたっけ？よかったら教えていただきたいです。 (2018年4月16日 18時) (レス) id: 5a53f9baf1 (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - さぼすけさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです〜！！はいっ頑張るので応援しててください☆ (2017年2月24日 13時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
さぼすけ(プロフ) - 続編ありがとうございます！どれもとても良いお話でした！これからも応援しています！！ (2017年2月23日 22時) (レス) id: dc2a5a6a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2017年1月23日 9時
