ツン＋デレ＝ありちね ページ7
＿集合＿
【今から△▽に集合】
大貴と侑李にほぼ同時に届いたメッセージ。
それは薮と光からのメッセージ。
前々から、仕事の事で話があるとは聞いていた。
２人一緒の収録を終えて、そこから歩いて10分くらいのお店へ向かう。
大貴「なんだろね、話って」
侑李「ね。でもこうゆうの久し振りかも」
最近は仕事が忙しく
メンバーと仕事以外で会うのもそうだけど
二人っきりで並んで歩くのさえも久し振りだった。
歩く歩幅で揺れる髪の隙間から
侑李のパッチリおめめが大貴を見上げるたび
そして前後に振られたその腕が時々コツンとぶつかるたび
大貴の胸は高鳴った。
ドキン、ドキン。
大貴「・・知念」
大貴も歩くたび前髪が目にかかってくるのを頭を振って何度もよけながら
侑李の小さな手のひらをやっとぎゅっとつかまえた。
知念「大貴強く握りすぎ」
大貴「ごめんっ久し振りすぎて力が」
こんな風に並んで歩くの久しぶりでうれしいねなんて話していた時
突然その手がパッと離された。
侑李「お店近づいてきたから終わり」
うん・・言いながらちょっと腑に落ちない気分も目線も
’見られたらどーすんの？’っていう冷たい目線と言葉に簡単にねじ伏せられた。
大貴は侑李には敵わない、いつも。
．
しゅんと静かに席につき、メニューに目を通しながら待っていると
明るい話し声でやってきた光と薮が��よう��って言いながら席についた。
．
隣にいても近くにいても
意味がない時間なんてものがあるのを
大貴はこの時まで知らなかった。
同時に自分は成長できてないんだと思わされて
少しだけ胸が痛くなった。
薮や光とたくさん話して、そろそろ帰ろうってなったのはもう終電間近
店の外でバイバイをして、それぞれバラバラに帰っていった。
．
外の暗さは一人空を見上げる大貴の寂しさをよけい増幅させ
はぁ・・と大きなため息と共に泣きそうな気持ちを抱えたまんま歩き出した。
「大貴！」
呼ぶ声に振り向くまでは。
．
そこにいたのは
大貴「あ・・ち、知念ッ」
微笑みを浮かべながら走ってくる侑李の手のひらは
ふうわりと大貴の手首をつかまえた。
侑李「もう。ずっとそんな顔して。
そんな寂しいなら僕の家連れてってあげる。
ほら、行くよ」
手首から伝わるのは優しい温もり。
大「あ…う、うん」
へへって笑い合う二人はまた、並んで歩き出した。
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ありぱん(プロフ) - 由真さん» なるほど（笑）どう表現したらいいのか...から入ってるんで上手くかけないと思いますが更新した際は読んでみて下さい☆ご意見等お待ちしてます！(笑) (2017年4月2日 0時) (
レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - ありぱんさん» 裏は… では、微裏ってことで！ (2017年4月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 49bfd89e96 (このIDを非表示/違反報告)
ありぱん(プロフ) - 由真さん» リクありがとうございます☆裏はなしでも大丈夫ですか？？この作品では裏は書かないって勝手に決めてるだけなんですけどね(笑) (2017年4月1日 16時) (レス) id: 561a6df49c (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - また、リクエストO.K.ですか？ 雄やんと圭人の生誕記念の続きで、たかいの、とりんとりんのお話をお願いします。出来れば、雄やんと裕翔が、オスの本性丸出しになる展開で！ (2017年4月1日 13時) (携帯から) (レス) id: 49bfd89e96 (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - ありぱんさん» お話を書いてくれて、有り難うございます。これからもたかいののお話、じゃんじゃん書いてください。 (2017年1月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 49bfd89e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありぱん
| 作成日時：2015年12月14日 16時
